Alipay(アリペイ) ミニプログラム 哈啰シェアサイクルの使い方

中国では、2010年代半ばからシェアサイクルのサービスが始まっています。
その頃のサービスは衰退し、現在はAlipay(支付宝)と美団のシェアサイクル・サービスが主流になっています。

この記事では、Alipayのミニプログラム哈啰で使用できるシェアサイクルの使い方を紹介します。
中国観光の際は、なぜか歩く距離が長くなるので、シェアサイクルを使って効率よく観光したい方向けの記事になっています。

はじめに

　

以下、Alipay、アリペイ、支付宝をAlipayと統一して記載します。

自転車を借りる

自転車のタイプ

この記事の対象となるシェアサイクルは、水色の自転車になります。
黄色のシェアサイクルは、美団のシェアサイクルでこの記事の対象外です。

　

自転車を借りる

　

　

　

　

　

　

自転車を返却する

自転車を停める場所

自転車を停めることができる場所は、決まっています。
駐輪できる場所は、P点(駐輪エリア)と呼ばれています。

P点は、画像のように自転車の絵が描かれていたり、白い枠線が描かれている場所です。
このP点以外に停めると、追加料金の対象になります。

　
白枠のP点です。

　

返却の方法

　

　

　

　

　

　

　

自転車の返却ができない場合

P点に自転車を停めたのにGPS測位が正確に行われず、返却ができない場合があります。
その場合の対処法について紹介します。

　

　

・扫周围哈啰车还车
この方法は、P点に停っている他の自転車についているQRコードを読み込んで行う方法です。
自分が借りた自転車ではないのでご注意ください。
すでに停っているということは、P点に停めていることの証明になるという考え方によるものです。

・拍照还车
P点に停めたことを写真で証明する方法です。
写真を撮る際に注意することは、P点の白線が写るようにすることです。

まずは、扫周围哈啰车还车を試してみて、ダメなら扫周围哈啰车还车を実行してみてください。

鍵のロック方法には２つのタイプがある

ここまで自転車の鍵をかける方法は、アプリでのロック方法について紹介してきました。

じつは、鍵のタイプには、もう１つあるのです。
初期の鍵は、左の画像のように、自分でロックするタイプでした。
日本の自転車などで主流になっているバーを下げてロックするものと同じです。

このタイプの自転車は、まだ巷に存在します。
私は、このタイプの自転車の方が、確実に鍵をかけることができるので好きなのですが、車体が古くなっているので、どちらを選ぶかは、実物を見て決めたら良いと思います。

　

返却できたことを確認する方法

返却したのに「我要还车」のボタンが表示されたままで、「还车成功」の画面に切り替わらない場合があります。

その場合、返却できたかどうかを確認する方法を２つ紹介します。

哈啰の我的订单で確認する方法

我的订单は、哈啰の利用明細のようなものです。

　　

　

　

　

ダメ押しの確認方法

自転車を前後に動かしてみます。
鍵がかかっていて、前後に動かすことができなければ、返却完了です。

鍵は、返却完了後、すぐにはかかりません。
2、3分待って、前後に動かしてみましょう。

　

お得なチケット

　

まとめ

いかがでしたでしょうか。

中国は、とにかく広いので、こういったシェアサイクルを利用できると効率よく観光することが可能になります。

今まで行ったことのある都市で、坂道が多い重慶には、変速機もないシェアサイクルが活躍する場がないようで、シェサイクルのサービスはありませんでした。

とはいえ、上海、大連、北京、天津、武漢など多くの都市でシェアサイクル・サービスは展開されていますので、ご活用いただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。