2024 Alipay(アリペイ) QRコード決済 旅行者も使えるクレジットカード登録方法

Alipay（アリペイ/支付宝）は、VISAカードに加え、2023年7月より日本発行のマスターカード（MASTERCARD）も登録できるようになり、日本人観光客や出張者もVISAカードとマスターカード（MASTERCARD）で、Alipay（アリペイ/支付宝）のQRコード決済が使えるようになりました。

すでにAlipay(アリペイ/支付宝)のインストール、実名認証が済んでいる方を対象にクレジットカードの登録方法などについて紹介します。

Alipay（アリペイ/支付宝）の決済機能(QRコード決済)を使うには、本人確認として実名認証（パスポート情報の登録）を行う必要があります。

WeChat（微信）の実名認証が上手くいかない方は、Alipay（アリペイ/支付宝）で試してみると良いと思います。

Alipay（アリペイ/支付宝）のクレジットカードサポートは、2023年7月1日に開始されましたが、当初は、登録できたにもかかわらず、すぐに登録ができなくなっていました。しかも、以前から登録できていたVISAカードの登録までも登録できなくなってしまいました。
新サービス開始の混乱がうかがえます。

2023年7月26日には、登録ができるようになったのですが、その後も登録できたり、できなかったりという状況が繰り返されています。
「当前操作可能存在风险，为保障你的资金安全,支付宝中断了本次操作，请更换其他银行卡」というメッセージが出て、本来、登録できるカードが、登録できなかったりしています。
このような場合、１週間ほど時間をおいて、再度試してみてください。

Alipay(アリペイ/支付宝)にクレジットカードが正常に登録できても、日本人が日本国内で利用することはできない仕様になっています。

クレジットカードを利用したQRコード決済は、すべてのお店で使えるとは限らないので、念のため、現金や、MUFG銀聯カード、三井住友銀聯カードなどを用意しておくことをおおすすめします。

　

※2024年1月現在、cvvの入力や3Dセキュアのパスワード入力をする必要がなくなり、使い勝手が格段に向上しています。

　

　

　

Alipay(アリペイ)の決済限度額について

国際クレジットカードを利用する場合のAlipay(アリペイ)決済限度額は、つぎの通りです。
旅行者や短期出張者の場合は、この限度額に到達することは、まず、ないでしょう。
ただし、長期出張者の場合は、限度額に対する注意が必要です。

口座とは、Alipay(アリペイ)のアカウントが単位です。
口座合計とは、Alipay(アリペイ)のアカウントに登録されたクレジットカードの決済合計になります。

※規定は、変更になる場合がありますので、参考情報としてご理解ください。

Alipay(アリペイ)に登録できるクレジットカード

Alipay(アリペイ)のFAQに記載のある登録できるクレジットカードブランドは、次の通りです。
使用できるブランドに該当していても、カードによって登録できたりできなかったりします。

　

実際に試したクレジットカードは、次の通りです。（2023年7月26日現在）

MARRIOTT BONVOYカードなどのAMEXには、非対応です。
WeChat(微信)などは、AMEXに対応していますので、Alipay(アリペイ）の方が、対応範囲が若干狭いですね。

日本発行の国際クレジットカードで200人民元を超える決済をする場合、3%の国際カード手数料が適用されます。

クレジットカードを登録する方法

Alipay（アリペイ）にクレジットカードを登録する方法を紹介します。

　

　

　

　

　 　

　

登録したクレジットカードを削除する方法

　

　

　

　

　

Alipay (アリペイ)のQRコード決済の使い方

登録したクレジットカードでQRコードを表示する方法を紹介します。

　　

　　

カードの支払い優先順序を設定する

Alipay（アリペイ）で支払われるカードの支払い優先順位を事前に指定しておく必要があります。
事前にしっかり優先順位を指定しておかないと、予期せぬカードでの支払いになってしまいます。

　

　

　

　

登録したカードに名前を付ける

カードを登録しただけでは、カードブランドとカード番号の下４桁が、表示されます。
VISAブランドを複数登録した場合には、名前をつけておくと便利です。

　　

　

　

　　

　　

Alipay(アリペイ)で滴滴出行を使うには

ミニプログラム 滴滴出行をさがす

Alipay(アリペイ)にクレジットカードを登録することができると、滴滴出行を利用した際の支払いが可能になります。

Alipay(アリペイ)のミニプログラム滴滴出行を使う方法を紹介します

　

　

【ご参考】どの車種を選ぶべきか

実際に利用する場合、どの車種を選べば良いのか、初めての方は戸惑うと思います。

参考までに私が選ぶ基準を掲載します。

車種を選択する場合は、自分のいる位置までの到着予想時間と目的地までの予想料金を考慮して選択すると良いです。
自分がいる位置までの到着予想時間は、目的地と自分のいる位置を入力すると表示される仕組みになっています。

車種でおすすめなのは、特惠快车、快车です。
最近の快车は、綺麗な車が多くなっています。

豪华车は、通常、快车よりも料金が高いのですが、時々、快车より安い場合がありますので、そのような場合は、豪华车を選択するようにしています。

享道出行、曹操出行は、滴滴出行とは別会社ですが、金曜日の夜や、雨天の際は、車が見つからないことがあるので、選択肢を増やす意味で、料金を見て選択すると良いでしょう。

出租车は、普通のタクシーですので、料金はメーターでの支払いになります。
支払う場合は、タクシー運転手に「微信」（ウエイシン）と伝えるとWeChat用のQRカードを出してきますので、WeChatで読み込んで支払う形式になります。

今までの経験では、出租车は、快车よりも高い場合が多かったです。
車も出租车は、快车と比べると綺麗ではないです。

利用時間帯によっては、出租车しかいない場合があり、その場合のみ出租车を利用します。
積極的に出租车を選択する理由はないと思います。
　

Alipayで地下鉄用QRコード(乗車券)を発行する方法

Alipay（アリペイ、支付宝）で 地下鉄用QRコード（乗車券）を発行して、地下鉄に乗る方法については、次の記事のご覧ください。

　

まとめ

いかかでしたでしょうか。

中国のスマホ決済は、WeChat（微信）とAlipay（アリペイ）の2つがありますが、Alipay（アリペイ）は、WeChat（微信）よりも早くから日本発行のVISAカードを登録することができていました。

2023年7月から日本発行のマスターカード（MASTERCARD）が登録できるようになったことで、さらに利便性が向上しています。

中国のお店の中には、WeChatペイとAlipayのどちらかしか、利用できないお店が稀にあります。
WeChatペイとAlipayのどちらかを選択するのではなく、両方使えるようにしておくことをおすすめします。

これから、ビザなし渡航が再開されて、中国観光の敷居も下がれば、Alipay（アリペイ）を使ってより快適な中国旅行ができると思います。

早くそのような日が来ることを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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