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【2023年中国観光 出入国の手続き】(新)入国カード 健康申告の書き方

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2023年3月15日から観光ビザ(Lビザ)の申請受付が開始され、中国観光への道が開かれました。
観光ビザの取得方法については、すでに別の記事で紹介しています。
今回は、ビザ取得後、実際に中国に入国する際の手続きと、出国する際の手続き、必要な書類の書き方について紹介します。

ここに記載した内容は、今後変更が入る可能性がありますので、情報のご利用は、自己責任でお願いいたします。

 

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出入国に関する中国最新情報の確認方法

在日本中国大使館のホームページで最新情報を確認します。

【公式】在日本中国大使館ホームページ

ビザ取得後、渡航時に準備すべき内容についても、在日本中国大使館のサイトに記載があります。

【公式】中国へ渡航する際の防疫対策について(2023年4月25日更新)

公開されている情報については、今後も更新される可能性がありますので、常に最新の情報をチェックするようにしましょう。

中国出入国に必要な手続き

中国入国時に行う必要のある手続きは、次の通りです。

  • 出発時刻から48時間以内に抗原検査、またはPCR検査を行い、陰性証明書を取得
  • 以下の3つのいずれかの方法で「中国税関出入国健康申告」を事前に行う
    ①WeChatミニプログラム「海関旅客指尖服務」
    ②アプリ版「掌上海関」
    ③ネット版 (https://htdecl.chinaport.gov.cn)
  • 入国審査までに中国入国カード(水色のカード)の記載

中国出国時に行う必要のある手続きは、次の通りです。

  • 以下の3つのいずれかの方法で出国に関しての「中国税関出入国健康申告」を行う
    ①WeChatミニプログラム「海関旅客指尖服務」
    ②アプリ版「掌上海関」
    ③ネット版 (https://htdecl.chinaport.gov.cn)

上記の内容は、「中国へ渡航する際の防疫対策について (2023年4月25日更新)」から抜粋しています。
今後、変更になる可能性もありますので、ご注意ください。

PCR検査 抗原検査証明書の取得

出発時刻の48時間以内に抗原検査、またはPCR検査を受診し、陰性証明を取得します。

中国の入国審査で、陰性証明書の提示は求められませんが、抜き打ちでチェックが入る可能性があるため、必ず、印刷した陰性証明書を持参しましょう。

中国大使館のサイトには、特に検査方法や医療機関の指定はありません。

私は、木下グループの新型コロナPCR検査センター(要事前予約)で検査をしていただきました。

予約時に、PASPORT番号、PASPORTに記載のある氏名、生年月日が併記されるオプションを選択します。
この場合、追加料金が、1,000円かかります。

【公式】木下グループ 新型コロナPCR検査センター

木下グループの新型コロナPCR検査センターの場合、検査日の翌日中に検査結果がメールで送付されます。
私の場合、検査は12時ごろ行いましたが、翌日の午前11時には、検査結果が届きました。

メールに添付されている証明書を印刷して、持参しましょう。

余談ですが、木下グループの新型コロナPCR検査センターは、店舗により料金が異なります。

以下、証明書の例です。

中国出入国カードの変更

コロナ前の出入国カードは、黄色いカードでしたが、2023年5月現在、使われておりません。

これに変わるものとして登場したのが、水色の入国カードと中国税関出入国健康申告(入力方法は、3種類)です。

(新)中国入国カード

(新)中国入国カードの入手方法

以前の出入国カード(黄色のカード)は、JALの場合、シートポケットに挟んであり、機内で記入することができました。

2023年5月現在、十分な量がないため、中国当局から入手できないということで、(新)中国入国カードは、シートポケットに入っておりません。

(新)中国入国カードは、到着後、入国審査に向かう直前のカウンターにあります。

(新)中国入国カードの書き方

入国カード(表)の書き方を紹介します。

【姓】【名】
YAMADA TAROのようにPASPORTの姓名を記入します。

【出生日期】
生年月日を西暦で記入します。
YYYYMMDDの書式です。

【旅行証件号码】
PASPORT番号を記入します。

【抵达航班】
搭乗した(する)航空機の便名を記入します。
例) JL873、JL081など

【本人电话号码】
中国で利用可能な携帯電話番号を記入します。
日本の携帯番号の場合は、次のように記入します。
81(日本)を付けて先頭の0を外します。
例) 090-9999-1234→81 90 9999 1234

【在华经停和目的城市】
中国の滞在する都市を記入します。
例) 上海市とか北京市などです。

【在华住址或旅馆名称】【市】
宿泊するホテル名称とホテルがある市を記載します。
例) 上海万豪虹橋大酒店、上海巿

【性別】
性別にチェックを入れます。

【国籍】
例) JAPAN

【中文姓名】
未入力で問題ありません。

【签证号码】
取得したビザの番号を記入します。
ビザの右上にアルファベットと数字で記載されています。

【入境事由】
中国に入国する理由を1つだけ選んでチェックします。
観光・旅行の場合は、「旅游」をチェックします。


入国カード(裏)の書き方を紹介します。

【1】出国時の航空機の手配ができている場合は、「是」にチェックします。
出境時間(帰国予定日): YYYY/MM/DD
出境航班(帰国する際の便名):JL082など

【2】中国人のどなたかに招待されて入国する場合は、招待した方を記入します。
観光目的で個人旅行する場合は、該当者なしと思いますので、「否」にチェックします。
私も「否」にチェックしました。

【3】過去2年間に行ったことのある国、地域を記入します。
コロナでどこにも行けなかった方が多いと思いますので、その場合は、中国語であれば、「没有」、英語であれば、「Nothing」でしょうか。
英語の方は、あまり自信がないので、最適な単語をお選びください。

【签名】PASPORTと同じサインをします。

【重要提示】旅行ガイドブックなどにも記載がある内容です。
入国カード(表)には、英語で同じ内容が記載されています。

  • ホテル以外に宿泊する場合は、公安に宿泊登記が必要
  • Zビザなどで入国した外国人は、30日以内に居留証の申請が必要
  • 中国国内で仕事をする場合は、許可が必要……..など

出入国健康申告

出入国健康報告の入力方法は、前述したように3種類あります。
3つとも概ね入力項目は、同じですが、微妙に違っていました。

ネット版が、入力しやすそうだったので、私は、ネット版を利用しました。
ここでは、ネット版を例に紹介します。

最後に表示されるQRコードは、中国入国時、中国出国時に読み取り機にかざす必要があるので、必ず、スマホで入力を行い、QRコードのスクショを取っておいてください。

日本出国時は、JALなどのチェックインカウンターでQRコードのチェックがありますので、チェックインする前に入力を済ませましょう。
JALの搭乗口でも、QRコードのチェックが行われていました。

中国入国時は、入国審査の前に設置されているQRコード読み取り機にかざします。


中国出国時は、JALのチェックインカウンターでQRコードのチェックがあり、出国審査の前に設置されているQRコード読み取り機にかざします。

ネット版の入力フォームは、次のURLをコピペして、表示された画面の「申报(Declare)」をクリックすると表示することができます。

https://htdecl.chinaport.gov.cn

中国入国時の出入国健康申告

今回入力する情報を保存することに同意するか
→Agree
1.香港/マカオと往来しているか
 →No
2.中国入国の場合
 →Entry
3.Name
 →YAMADA TARO(パスポートと同じ名前)
4.Gender
 →性別を選択

 

5.Nationality(国籍)
 →日本
6.Occupation(職業)
 →会社員であれば、経商人員を選択、
  または、その他/Company Employee
7.Date of birth
 →生年月日を入力
8.Passport type(証明書タイプ)
 →Passport
9:Passport No(パスポート番号)
 →XX12345678

 

1.Flight No(日本から搭乗した便名)
 →JL873、JL081mなど
 Seat No
 →18K(搭乗する便の座席番号)
2.携帯電話番号
 →Overseas(日本の電話番号の場合)
  Chinese(中国携帯を持っている場合)
 日本の電話番号の場合、81を付けて
 電話番号の最初の0を取って記入
 →81 80xxxxxxxx
3.中国国内にいる知り合いの名前と電話番号
私の場合、日本の中国人の友人に母の名前をお借りしました
4.中国の滞在都市と住所
 →ホテルの住所を記入

 

中国に渡航する前14日間の滞在地
 →日本にいた場合は、選択できる日を
  目一杯選択して、日本を選択

 

4.健康状況
 →掲載された症状がない場合、Noを選択
5.Captchat
 →Captchatを実行してVerify

※以下の部分については、画像が切れていますので、出国時の画像を参考にしてください

「すべての申告内容が真実であり、もし、虚偽の内容があった場合、相応の責任を取ることに同意する」にチェック

最後にSubmitします

 

最後にQRコードが表示されます
これをスクショしておきます

有効期限がありますので、渡航する当日の朝に入力してQRコードのスクショを取ると良いと思います

 

中国出国時の出入国健康申告

今回入力する情報を保存することに同意するか
→Agree
1.香港/マカオと往来しているか
 →No
2.中国出国の場合
 →Exit
3.Name
 →YAMADA TARO(パスポートと同じ名前)
4.Gender
 →性別を選択

 

5.Nationality(国籍)
 →日本
6.Occupation(職業)
 →会社員であれば、経商人員を選択、
  または、その他/Company Employee
7.Date of birth
 →生年月日を入力
8.Passport type(証明書タイプ)
 →Passport
9:Passport No(パスポート番号)
 →XX12345678

 

1.Flight No(帰国時に搭乗する便名)
 →JL082など
 Seat No
 →18K(搭乗する便の座席番号)
2.携帯電話番号
 →Overseas(日本の電話番号の場合)
  Chinese(中国携帯を持っている場合)
 日本の電話番号の場合、81を付けて
 電話番号の最初の0を取って記入
 →81 80xxxxxxxx

 

3.中国国内の知り合いの名前と電話番号
 中国入国時に記載したものと同じでOK
4.中国の滞在都市と住所
 →最後に宿泊したホテルの住所を記入

 

過去14日間の滞在した国家と地区
 →中国滞在地を記入
  複数登録する場合は、+ボタンで追加

 

4.健康状況
 →掲載された症状がない場合、Noを選択

 

5.Captchat
 →Captchatを実行してVerify

「すべての申告内容が真実であり、もし、虚偽の内容があった場合、相応の責任を取ることに同意する」にチェック

最後にSubmitします

 

最後にQRコードが表示されます
これをスクショしておきます

有効期限がありますので、出国する当日の朝に入力してQRコードのスクショを取ると良いと思います

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

個人的な感想ですが、コロナ前に比べると、観光目的での中国渡航は、敷居が高くなった感じがします。

ビザ取得においてもビザセンターで長時間待たされたり、コロナの陰性証明取得や、健康申告の入力など、負担が大きいように思います。

「観光ビザ取得方法」の記事や本稿の「出入国の手続き」により、少しでも皆様の負担軽減につながれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

中国観光ビザ(Lビザ)の取得方法については、次の記事をご覧ください。

 

次に記事では、 中国に持っていくと便利な物、スマホに入れておきたいアプリを紹介しています。

中国国内で利用できる携帯として、ahamoを紹介します。
私は、2023年5月に上海、武漢、天津を観光しましたが、その際、ahamoがとても便利でした。
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もちろん、追加料金なしです。

ahamoについての詳しい内容は、次の記事をご覧ください。

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