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2024 中国観光 出入国の手続き (新)入国カード 健康申告の書き方

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旅行
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2023年3月15日から観光ビザ(Lビザ)の申請受付が開始され、中国観光への道が開かれました。
今回は、実際に中国に入国する際の手続きと、出国する際の手続き、必要な書類の書き方について記入例(見本)を用いて紹介します。

ここに記載した内容は、今後変更が入る可能性がありますので、情報のご利用は、自己責任でお願いいたします。

 

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出入国に関する中国最新情報の確認方法

中国の出入国に関する情報は、在日本中国大使館のホームページで最新の情報が確認できます。

【公式】在日本中国大使館ホームページ

ビザ取得後、渡航時に準備すべき内容についても、在日本中国大使館のサイトに記載があります。

【公式】中国へ渡航する際の防疫対策の変更についてのお知らせ(2023-08-28)

【公式】中国へ渡航する際の防疫対策について(2023年4月25日更新)

 

中国税関、及び在中国日本国大使館のサイトによりますと、2023年11月1日以降、「中国税関出入国健康申告」が不要になりました。

2024年1月に中国上海に渡航しましたが、入国に必要なものは、パスポート、搭乗券、青色入国カードのみでした。

【公式】海关总署公告2023年第151号(关于优化调整健康申报模式的公告)(10月26日)

【公式】新型コロナウイルス感染症(中国渡航に必要な手続)(10月31日更新)

中国税関のサイトでウェブ翻訳を使うと正しく翻訳できていない場合がありますので、おやっと思われた方は、原文での確認をお願いします。

公開されている情報については、今後も更新される可能性がありますので、常に最新の情報をチェックするようにしましょう。

中国出入国に必要な手続き

中国入国時に行う必要のある手続きは、次の通りです。

2023年11月1日から「中国税関出入国健康申告」は、不要になりました。

  • 以下の3つのいずれかの方法で「中国税関出入国健康申告」を事前に行う
    ①WeChatミニプログラム「海関旅客指尖服務」
    ②アプリ版「掌上海関」
    ③ネット版 (https://htdecl.chinaport.gov.cn)
  • 入国審査までに中国入国カード(青色のカード)の記載

中国出国時に行う必要のある手続きは、次の通りです。

  • 以下の3つのいずれかの方法で出国に関しての「中国税関出入国健康申告」を行う
    ①WeChatミニプログラム「海関旅客指尖服務」
    ②アプリ版「掌上海関」
    ③ネット版 (https://htdecl.chinaport.gov.cn)

上記の内容は、在中国日本国大使館「新型コロナウィルス感染症(中国渡航に必要な手続)(2023-10-31更新)」から抜粋しています。
今後も、変更になる可能性がありますので、ご注意ください。

【不要】PCR検査 抗原検査による陰性確認

2023年8月30日以降、抗原検査、PCR検査は、不要になりました

出発時刻の48時間以内に抗原検査、またはPCR検査を受検し、陰性であることを確認します

抗原検査は、薬局で抗原検査キットを購入し、自分自身で検査を行い、陰性であることを確認すれば問題ありません。

中国の入国審査で、陰性証明書の提示は求められませんので、陰性証明書は必須ではなくなっています。

中国大使館のサイトには、特に検査方法や医療機関の指定はありません。

私は、自分で抗原検査を行う自信がなかったので、木下グループの新型コロナPCR検査センター(要事前予約)で検査をしていただきました。

予約時に、PASPORT番号、PASPORTに記載のある氏名、生年月日が併記されるオプションを選択します。
この場合、追加料金が、1,000円かかります。

【公式】木下グループ 新型コロナPCR検査センター

木下グループの新型コロナPCR検査センターの場合、検査日の翌日中に検査結果がメールで送付されます。
私の場合、検査は12時ごろ行いましたが、翌日の午前11時には、検査結果が届きました。

メールに添付されている証明書を印刷して、持参しましょう。

余談ですが、木下グループの新型コロナPCR検査センターは、店舗により料金が異なります。

以下、証明書の例です。

中国出入国カードの変更

コロナ前の出入国カードは、黄色いカードでしたが、2023年5月現在、使われておりません。

これに替わるものとして登場したのが、青色の入国カードと中国税関出入国健康申告(入力方法は、3種類)です。

(新)中国入国カード

(新)中国入国カードの入手方法

以前の出入国カード(黄色のカード)は、JALの場合、シートポケットに挟んであり、機内で記入することができました。

2023年9月現在、十分な量がないため、中国当局から入手できないということで、(新)中国入国カードは、シートポケットに入っておりません。

(新)中国入国カードは、到着後、入国審査に向かう直前のカウンターにあります。

(新)中国入国カードの書き方

入国カードは、英語、または中国語で記載します。
英語、中国語の混在は、問題ありません。
私の場合、英語で書くのが面倒な箇所、例えば、ホテル名などは、中国語で記載しています。

入国カード(表)の記入例(見本)を紹介します。
画像をクリックすると拡大表示できます。

【姓】【名】
YAMADA TAROのようにPASPORTの姓名を記入します。

【出生日期】
生年月日を西暦で記入します。
YYYYMMDDの書式です。

【旅行証件号码】
PASPORT番号を記入します。

【抵达航班】
搭乗した(する)航空機の便名を記入します。
例) JL873、JL081など

【本人电话号码】
中国で利用可能な携帯電話番号を記入します。
日本の携帯番号の場合は、次のように記入します。
81(日本)を付けて先頭の0を外します。
例) 090-9999-1234→81 90 9999 1234

【在华经停和目的城市】
中国の滞在する都市を記入します。
例) 上海市とか北京市などです。

【在华住址或旅馆名称】【市】
宿泊するホテル名称とホテルがある市を記載します。
例) 上海万豪虹橋大酒店、上海巿

【性別】
性別にチェックを入れます。

【国籍】
例) JAPAN

【中文姓名】
未入力で問題ありません。

【签证号码】
取得したビザの番号を記入します。
ビザの右上にアルファベットと数字で記載されています。
ビザ免除で入国する場合は、空欄で大丈夫です。

【入境事由】
中国に入国する理由を1つだけ選んでチェックします。
観光・旅行の場合は、「旅游」をチェックします。

入国カード(裏)の記入例(見本)を紹介します。
画像をクリックすると拡大表示できます。

【1】出国時の航空機の手配ができている場合は、「是」にチェックします。
出境時間(帰国予定日): YYYY/MM/DD
出境航班(帰国する際の便名):JL082など

【2】中国人のどなたかに招待されて入国する場合は、招待した方を記入します。
観光目的で個人旅行する場合は、該当者なしと思いますので、「否」にチェックします。
私も「否」にチェックしました。

【3】過去2年間に行ったことのある国、地域を記入します。
日本から出ていない方は、JAPANと記載して下さい。

【签名】PASPORTと同じサインをします。

【重要提示】旅行ガイドブックなどにも記載がある内容です。
入国カード(表)には、英語で同じ内容が記載されています。

  • ホテル以外に宿泊する場合は、公安に宿泊登記が必要
  • Zビザなどで入国した外国人は、30日以内に居留証の申請が必要
  • 中国国内で仕事をする場合は、許可が必要……..など

【不要】出入国健康申告

2023年11月1日以降、出入国健康申告は、不要になりました

出入国健康報告の入力方法は、前述したように3種類あります。
3つとも概ね入力項目は、同じですが、微妙に違っていました。

ネット版が、入力しやすそうだったので、私は、ネット版を利用しました。
ここでは、ネット版を例に紹介します。

健康申告は、2023年9月18日前後に変更が入り、以前に比べ、かなり簡略化されています。
主な変更点は、性別の削除、座席番号、中国国内にいる知り合いの名前と電話番号の削除、中国に渡航する前14日間の滞在地の削除、出国時の滞在履歴などです。

変更後の入力項目を見ると、黄色の中国出入国カードの記載項目に近いものになっています。

最後に表示されるQRコードは、中国入国時、中国出国時に読み取り機にかざす必要があるので、必ず、スマホで入力を行い、QRコードのスクショを取っておいてください。

日本出国時は、JALなどのチェックインカウンターでQRコードのチェックがありますので、チェックインする前に入力を済ませましょう。
JALの搭乗口でも、QRコードのチェックが行われていました。

中国入国時は、入国審査の前に設置されているQRコード読み取り機にかざします。


中国出国時は、JALのチェックインカウンターでQRコードのチェックがあり、出国審査の前に設置されているQRコード読み取り機にかざします。

ネット版の入力フォームは、次のURLをコピペして、表示された画面の「申报(Declare)」をクリックすると表示することができます。

出入境健康申报

中国入国時の出入国健康申告

1.個人情報
今回入力する情報を保存することに同意するか
→Agree
1.香港/マカオと往来しているか
 →No
2.中国入国の場合
 →Entry
3.Name
 →YAMADA TARO(パスポートと同じ名前)
4.Nationality(国籍)
 →日本

 


5.Occupation(職業)
→個人事業主、経営者であれば、
経商人員を選択
 →会社員であれば、
  Other/Company Employee
6.Date of birth
 →出生月を入力
 ※入力方法は、後述
7.Passport type(証明書タイプ)
 →Passport
8:Passport No(パスポート番号)
 →TF1234567

2.乗用交通機関
1.公共交通機関の利用有無
 →Yes
2.Flight No(日本から搭乗した便名)
 →JL081など

 

3.連絡方法
1.本人、または中国国内の知人の携帯電話番号
 →日本の電話番号の場合、81を付けて
 電話番号の最初の0を取って記入
 →81 90xxxxxxxx

4.過去14日以内の滞在地
1.過去14日以内に滞在した国、地区
 →日本

 

5.健康状況
1.症状の有無
 →掲載された症状がない場合、Noを選択

 


6.Captchat
 →Captchatを実行してVerify

「すべての申告内容が真実であり、もし、虚偽の内容があった場合、相応の責任を取ることに同意する」にチェック

最後にSubmitします


 

最後にQRコードが表示されます
これをスクショしておきます

有効期限がありますので、渡航する当日の朝に入力してQRコードのスクショを取ると良いと思います

 

 
【補足】出生年月の入力方法

出生年月の入力方法
出生年は、<<、>>のボタンを使って選択します

月は、表示された月から該当月を選択します

最後に確定ボタンをタップします

直接、数字入力すると現在年月が入力されます

 

中国出国時の出入国健康申告

今回入力する情報を保存することに同意するか
→Agree

1.個人情報
1.香港/マカオと往来しているか
 →No
2.中国出国の場合
 →Exit
3.Name
 →YAMADA TARO(パスポートと同じ名前)
4.Nationality(国籍)
 →日本

 


5.Occupation(職業)
→個人事業主、経営者であれば、
経商人員を選択
 →会社員であれば、
  Other/Company Employee
6.Date of birth
 →出生年月を入力
7.Passport type(証明書タイプ)
 →Passport
8:Passport No(パスポート番号)
 →TF1234567

2.乗用交通機関
1.公共交通機関の利用有無
 →Yes
2.Flight No(日本から搭乗した便名)
 →JL082など

 

3.連絡方法
1.本人、または中国国内の知人の携帯電話番号
 →日本の電話番号の場合、81を付けて
 電話番号の最初の0を取って記入
 →81 90xxxxxxxx

 

4.健康状況
1.症状の有無
 →掲載された症状がない場合、Noを選択

 


5.Captchat
 →Captchatを実行してVerify

「すべての申告内容が真実であり、もし、虚偽の内容があった場合、相応の責任を取ることに同意する」にチェック

最後にSubmitします

 

最後にQRコードが表示されます
これをスクショしておきます

有効期限がありますので、出国する当日の朝に入力してQRコードのスクショを取ると良いと思います

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

PCR検査や抗原検査が不要になったり、健康申告の記載内容が簡略化されたり、健康申告が廃止になったり、段階的に改善されてきています。

「観光ビザ取得方法」の記事を参考に、観光ビザを取得されている方もまだ多いですが、早くビザなし渡航が復活することを願ってやみません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ビザ申請や中国出入国方法についての裏話をコミカルな旅行記としてまとめました。

 

利用付帯のクレジットカードで海外旅行傷害保険を利用できるようにするために、JRの普通乗車券をクレジットカードで決済する方法について、次の記事で紹介しています

  

中国観光ビザ(Lビザ)の取得方法については、次の記事をご覧ください。

 

次に記事では、 中国に持っていくと便利な物、スマホに入れておきたいアプリを紹介しています。

中国国内で利用できる携帯として、ahamoを紹介します。
私は、2023年5月に上海、武漢、天津を観光しましたが、その際、ahamoがとても便利でした。
LINE、Twitter、YoutubeなどがVPN無しで、常に4Gで利用できました。
もちろん、追加料金なしです。

ahamoについての詳しい内容は、次の記事をご覧ください。

 

【変更前】出入国健康申告

2023年9月18日以降、変更になっており、変更前の記事を履歴として残したものです。

出入国健康報告の入力方法は、前述したように3種類あります。
3つとも概ね入力項目は、同じですが、微妙に違っていました。

ネット版が、入力しやすそうだったので、私は、ネット版を利用しました。
ここでは、ネット版を例に紹介します。

最後に表示されるQRコードは、中国入国時、中国出国時に読み取り機にかざす必要があるので、必ず、スマホで入力を行い、QRコードのスクショを取っておいてください。

日本出国時は、JALなどのチェックインカウンターでQRコードのチェックがありますので、チェックインする前に入力を済ませましょう。
JALの搭乗口でも、QRコードのチェックが行われていました。

中国入国時は、入国審査の前に設置されているQRコード読み取り機にかざします。


中国出国時は、JALのチェックインカウンターでQRコードのチェックがあり、出国審査の前に設置されているQRコード読み取り機にかざします。

ネット版の入力フォームは、次のURLをコピペして、表示された画面の「申报(Declare)」をクリックすると表示することができます。

出入境健康申报

【変更前】中国入国時の出入国健康申告

今回入力する情報を保存することに同意するか
→Agree
1.香港/マカオと往来しているか
 →No
2.中国入国の場合
 →Entry
3.Name
 →YAMADA TARO(パスポートと同じ名前)
4.Gender
 →性別を選択

 

5.Nationality(国籍)
 →日本
6.Occupation(職業)
 →会社員であれば、経商人員を選択、
  または、その他/Company Employee
7.Date of birth
 →生年月日を入力
8.Passport type(証明書タイプ)
 →Passport
9:Passport No(パスポート番号)
 →TF12345678

 

1.Flight No(日本から搭乗した便名)
 →JL873、JL081など
 Seat No
 →18K(搭乗する便の座席番号)
2.携帯電話番号
 →Overseas(日本の電話番号の場合)
  Chinese(中国携帯を持っている場合)
 日本の電話番号の場合、81を付けて
 電話番号の最初の0を取って記入
 →81 90xxxxxxxx
3.中国国内にいる知り合いの名前と電話番号
私の場合、日本の中国人の友人にお母様の名前をお借りしました
4.中国の滞在都市と住所
 →ホテルの住所を記入

 

中国に渡航する前14日間の滞在地
 →日本にいた場合は、選択できる日を
  目一杯選択して、日本を選択

 

4.健康状況
 →掲載された症状がない場合、Noを選択
5.Captchat
 →Captchatを実行してVerify


 


「すべての申告内容が真実であり、もし、虚偽の内容があった場合、相応の責任を取ることに同意する」にチェック

最後にSubmitします

 

最後にQRコードが表示されます
これをスクショしておきます

有効期限がありますので、渡航する当日の朝に入力してQRコードのスクショを取ると良いと思います

 

【変更前】中国出国時の出入国健康申告

今回入力する情報を保存することに同意するか
→Agree
1.香港/マカオと往来しているか
 →No
2.中国出国の場合
 →Exit
3.Name
 →YAMADA TARO(パスポートと同じ名前)
4.Gender
 →性別を選択

 

5.Nationality(国籍)
 →日本
6.Occupation(職業)
 →会社員であれば、経商人員を選択、
  または、その他/Company Employee
7.Date of birth
 →生年月日を入力
8.Passport type(証明書タイプ)
 →Passport
9:Passport No(パスポート番号)
 →TF12345678

 

1.Flight No(帰国時に搭乗する便名)
 →JL082など
 Seat No
 →19K(搭乗する便の座席番号)
2.携帯電話番号
 →Overseas(日本の電話番号の場合)
  Chinese(中国携帯を持っている場合)
 日本の電話番号の場合、81を付けて
 電話番号の最初の0を取って記入
 →81 90xxxxxxxx

 

3.中国国内の知り合いの名前と電話番号
 中国入国時に記載したものと同じでOK
4.中国の滞在都市と住所
 →最後に宿泊したホテルの住所を記入

 

過去14日間の滞在した国家と地区
 →中国滞在地を記入
  複数登録する場合は、+ボタンで追加

 

4.健康状況
 →掲載された症状がない場合、Noを選択

 

5.Captchat
 →Captchatを実行してVerify

「すべての申告内容が真実であり、もし、虚偽の内容があった場合、相応の責任を取ることに同意する」にチェック

最後にSubmitします

 

最後にQRコードが表示されます
これをスクショしておきます

有効期限がありますので、出国する当日の朝に入力してQRコードのスクショを取ると良いと思います

 

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