上海の中心部である人民広場に位置し、観光名所の南京路歩行街や外灘に徒歩圏内のマリオット系ホテル 上海マリオット・マーキス・シティセンターを紹介します。
開業は、2011年となっており、2022年に改装が行われていますが、レトロな雰囲気が残っており、見方によっては古臭さを感じるかもしれません。
このホテルは、39階建てとなっており、クラブラウンジは、37階にあり、夜景も綺麗に見えます。
クラブラウンジから上海東方明珠電視塔を見ることは、厳しいです。
クラブラウンジ利用には、プラチナ以上のステータスが必要ですが、ステータスがなくても利用する方法がありますので、その方法についても紹介します。
以下、簡単に上海マリオット・マーキス・シティセンターの魅力をまとめます。
アクセス・最寄駅
【住所】
〒200003 上海市黄浦区西藏中路555号
【地下鉄】
- 上海浦東国際空港T1到着の場合(合計 1時間11分)
乗り換えなしです
・地下鉄2号線 浦東国際空港駅→人民広場駅 1時間3分
浦東国際空港駅始発なので、必ず座れます
・人民広場駅から徒歩1分 - 上海浦東国際空港T1到着の場合(リニア利用 合計 約48分)
・リニア線 浦東国際空港駅→龍陽路 約8分
浦東国際空港駅始発なので、必ず座れます
龍陽路駅で地下鉄2号線に乗り換えます
・地下鉄 2号線 龍陽路駅→人民広場駅 約20分
・人民広場駅から徒歩 約1分
- 上海虹橋空港 T1到着の場合(合計 約43分)
・地下鉄10号線 虹橋第1ターミナル駅→虹橋第2ターミナル駅 3分
虹橋第2ターミナル駅で乗り換えます
・地下鉄 2号線 虹橋第2ターミナル駅→人民広場駅 28分
・人民広場駅から徒歩1分
ホテルの外観
39階建のホテルです。
タクシーで到着するとこちらの車寄せのある入り口になります。
ホテルには、車寄せのある入り口の他にもう一つ入り口があり、こちら側を利用した方が、新世界や、人民広場へは近道になります。
ロビー フロント(チェックイン・チェックアウト)
フロントは、1階にあります。
車寄せのある入り口を入って正面にあります。
1階フロント横には、ラウンジがあります。
1階ラウンジからこちらのエントランスに出ることができ、普段はこちらの入り口を利用した方が、新世界や人民広場へ行くには便利です。
客室・アメニティ・設備
チェックインの際、低層階で良ければ、スイートルームにアップグレードできると言われたので、低層階のスイートルームを選択しました。
低層階に空きがあるのは、部屋に入ってみて納得できました。
リビングルーム
部屋に入るとすぐリビングルームがあります。
のんびり過ごせそうなソファーがありました。
窓の外を見ると新世界からの視線が気になりますよね。(笑)
ソファー側からみるとこのような感じになります。
とても大きいTVが設置されていました。
ベッドルーム
ベッドルームには、キングサイズのベッドが1つ、リビングルームと同サイズの大きなTVがあります。
バスルーム
バスタブは、ほとんど使ったことがありませんが、バスタブがないと寂しい感じがします。
洗面台は、お世辞にも広いとは言えませんでした。
中国のデファクトスタンダード ウォシュレットなしです。
こちらは、リビングルーム側にあるトイレです。
アメニティ・その他設備
歯ブラシは、ありませんので、あらかじめ持参するか、フロントに電話して持って来てもらう必要があります。
デスクの横にHDMIのジャックがあったので、TVと繋がっているかと思ったのですが、ダメでした。
iPad miniの動画をTVで表示させるには、TV裏側のHDMIジャックに直接接続する必要がありました。
部屋からの眺望
低層階といっても22階の部屋でした。
正面に新世界があり、神経質な方は、新世界から部屋が覗かれると思われるかもしれせん。
私は、あまり気にしませんでした。
上海マリオット・マーキス・シティセンターのクラブラウンジ
クラブラウンジ
クラブラウンジは、37階です。
【営業時間】6:30-23:00
- 朝食 6:30-10:30(3階レストラン)
- アウタヌーンティー 14:30-17:00
- ハッピーアワー 17:30-21:30(食事は、19:30まで)
ラウンジ内は、席と席の間にゆとりある空間があり、落ち着いた雰囲気です。
椅子は、少し古さを感じさせるものがありました。
37階のラウンジからの眺望です。
夜景も綺麗です。
夜になってわかりましたが、人民広場近くに観覧車があったんですね。
アフタヌーンティー
ケーキや、フルーツが並べられていました。
他のマリオット系ホテルと比べても種類は多い方だと思います。
ハッピーアワー
上海マリオット・マーキス・シティセンターのハッピーアワーは、料理の種類も豊富、味もとても美味しい料理がたくさんありました。
私が今まで宿泊したマリオット系ホテルの中では、料理の種類の多さ、味で上位に入ります。
宿泊料金も軽く1,000元を超えますが………
アルコール類も豊富でした。
チーズ、パン、サラダなども豊富な種類が提供されていました。
デザートとしては、ケーキ、フルーツなどが並んでいました。
このホテルのクラブラウンジは、夜景を見ながら食事を楽しめます。
ベルギーで食べたバケツいっぱいのムール貝が忘れられず、ムール貝を見るとたくさん取ってしまいます。
カマンベールチーズも柔らかくてとても美味しかったです。
朝食
朝食は、クラブラウンジではなく、レストランでの朝食になりますので、料理の種類がとても豊富。
食べ過ぎに注意です。
朝食メニュー
朝食は、6:30-10:30 3階のレストランです。
油条、ウィンナーが美味しかったです。
美味しかったのでウィンナーは、おかわりしました。
朝食でカマンベールチーズがあるホテルは、あまりないのではないかと思いつつ、大好物なのでいただきました。
ホテル周辺
ホテルに隣接する形でマクドナルド、コーヒーショップがあります。
ホテルの前にはケンタッキーもあります。
上海の中心地人民広場ですから、何でもありますね。
新世界
ホテルの隣には、新世界という商業施設があります。
新世界の歴史は古く、1914年開業、その後、1993年に取り壊され、1995年に現在の姿でオープンしています。(中国百度百科より)
店内には、高級品、化粧品、映画館、そして地下には食堂街があります。
新世界の地下から人民広場の駅まで直結しているので、雨の日などは、ホテルからする新世界に入ると濡れずに駅まで行けます。
地下の食堂街には、私の大好きなCoCo都可もありました。
大好物の奶茶三兄弟を買いました。
聞いたことはありましたが、シロクマカレーもありました。
麻辣烫のお店には、よく行きますが、泰式なるお店がありました。
興味はありますが、まだ行っておりません。
エリート資格なしでクラブラウンジを使うには
クラブラウンジを利用するには、マリオット ボンヴォイのプラチナ以上のステータスを獲得する必要があります。
ステータス獲得には、ホテルに宿泊して宿泊実績を積み上げる必要があるのですが、相応の時間と資金が必要になります。
ゴールデンウィークや夏休みしか、ホテルに宿泊しないという方には、ちょっとした裏技があります。
マリオット系ホテルの中には、エリートステータスを保有していなくても、クラブラウンジが利用可能なプランを提供しているホテルがあります。
マリオットホテルグループの公式予約サイトであるマリオット ボンヴォイでは、「クラブラウンジ」や「エグゼクティブラウンジ」というプラン名でクラブラウンジが利用できるプランを提供しています。
すでにマリオット ボンヴォイ メンバーで、エリートステータスを目指している方は、こちらからの予約をおすすめします。
エリートステータス獲得の前提となる宿泊実績がカウントされます。
上海マリオットマーキスシティセンター
Marriott Bonvoy
これからマリオット ボンヴォイのメンバーになると会員価格で予約ができ、かつエリートステータスの前提となる宿泊実績を獲得できます。
まだ、メンバー登録がお済みでない方は、こちらから入ってメンバー登録ができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このホテルは、宿泊料金が高めですが、マリオット系ホテルの中では、人民広場に近いという立地の良さが上海観光にとても適しています。
日本のマリオット系ホテルは、料金が高騰していて、2万円台で宿泊できるホテルは少ないですが、中国の場合は、2万円台で十分高級なホテルに宿泊できます。
上海マリオット・マーキス・シティセンターのクラブラウンジの料理もとても美味しく、料理の種類も豊富だったので、おすすめです。
ただ、人民広場周辺には、レストランも多いので、ホテルは食事なしでもいいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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