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上海影視楽園 1930年代の上海を再現した撮影基地 オープンセットでタイムスリップ

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上海影視楽園は、日本人にはあまり馴染みはないかもしれませんが、中国の観光地等級(※1)でAAAA(4A)レベルの全国的な観光名所であり、中国の映画およびテレビ撮影拠点トップ10の1つです。
上海影視楽園は、上海の東映太秦映画村ともいえる上海の撮影所で、2007年木村拓哉さん主演の「華麗なる一族」のロケ地としても使われました。

上海影視楽園は、1992年に設立されています。正式に一般公開されたのは、1998年です。
映画やテレビの撮影が見られる観光地であり、かなりの確率で撮影現場を見ることができます。

ここには、20年ほど前にも一度来ていますが、今はどんな感じなんだろうと、ふと気になって今回訪問しました。
20年前より園内は整備され、きれいになっていました。
上海観光で半日ほど時間が空いた時などに行ってみるとよいと思います。

※1 :観光地等級(旅游景区质量等级)
観光地等級は、交通機関によるアクセスや安全性、衛生面、郵便および電気通信サービス、観光ショッピング、レクリエーションの価値、世界的に有名かなど多岐に渡る項目で評価され、ランクが決まります。観光地等級は、A(A1)から始まり、最高等級は、AAAAA(5A)になります。

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上海影視楽園はどんなところ?

上海影視楽園は、上海の南西部、上海松江区車墩町にあり、面積80万平方メートル、建築面積13万平方メートルととても広い撮影所です。
内部には、1930年代の上海南京路、南京西路を再現したオープンセット、1860年代の中国人住居を再現した石库门里弄群(※2)、レトロ上海大劇場、ドイツスタイルの別荘、スペインスタイルの建物、英国スタイルの別荘、西洋建築の教会、現在の人民広場のもととなった和平広場、撮影スタジオ、撮影用衣装倉庫、小道具倉庫などがあり、映画やテレビの撮影風景現場を見ることができます。

※2:1860年代から見られる上海の中洋折衷型の伝統的建築様式

上海影視楽園で撮影された映画

上海影視楽園で撮影された作品の例

【中国の映画】
・建党伟业:赤い星の生まれ(邦題)
・色・戒:ラスト、コーション(邦題)
・大灌篮:カンフーダンク(邦題)

【日本のTVドラマ】
・李香蘭 (2007年ドラマ)
・華麗なる一族(2007年木村拓哉さん主演ドラマ)
・LEADERS リーダーズ(2014年ドラマ)

 

上海影視楽園へのアクセス

上海影視楽園は、上海の南西部に位置し、上海中心部(人民広場)から直線距離で約28kmです。
だいたい東京大手町から横浜山下公園あたりまでの距離と同じくらいです。
こうしてみると、さほど遠くもなく、近くもないと言ったところでしょうか。

上海影視楽園の近くに地下鉄の駅はないため、地下鉄からバスに乗り継いでいく必要があります。
乗り換えの手間などを考えると滴滴出行を使って行くことをおすすめします。

【地下鉄・バス】
 ①地下鉄1号線 蓮花路駅で下車し、蓮石線、蓮楓線、蓮金線などのバスに乗り換えて、車墩鎮で下車
 ②地下鉄9号線 松江新城駅で下車し、バスの松閔線に乗り換え、車墩鎮で下車

【滴滴出行】
七宝のルメリディアンホテル上海閔行から約30分 約50元

【Google Map】

私のお気に入りのホテル、ルメリディアンホテル上海閔行から上海影視楽園までは、約17kmです。
上海旅行の際、次の記事を参考にしていただけると幸いです。

上海影視楽園 基本情報

 

入園券は、パスポートの提示なしで大人80元でした。
支払いは、Alipay(支付宝)のNFCタッチ決済が使えました。

 

料金表は、次のとおりです。

【入場料】
 ・大人1人あたり80元
 ・子供1人あたり50元
 ・60歳以上 50元

【営業時間】
 08:30-16:30(最終入場15:30)

【住所】
 上海市松江区東墩鎮北松公路4915号

上海影視楽園 園内マップ

左端中にある西大門(主入口)が、入園券を購入するメインゲートです。

園内マップは、クリックすると拡大表示できます。

上海影視楽園を探訪する

延安路

メインゲートから真っ直ぐに進むと最初に通るのが、延安路にある記憶之門です。

 

 

 

 

 

四川路橋から浙江路橋を望めます。

 

上海老街

 

 

 

    

浙江路橋です。
浙江路橋は、1908年に蘇州河に建築されました。橋の形に特徴があり、上海にも同型の外白渡橋があります。租界時代を代表する橋といってもいいでしょう。

 

1930年代 の街並みを再現 オールド上海南京路

上海影視楽園のメインストリートともいえる南京路です。
タイムマシンでタイムスリップしたかのような佇まいです。

 

 

 

 

 

西藏路

西藏路にある十六铺码头です。
黄浦江にある港を模したエリアです。
といっても、このような船があるだけす。

 

船を斜めから見たところです。

 

西欧庭園

西欧庭園にあるこの館内には、撮影で使われた衣装が展示されています。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

上海影視楽園はとても広いので、全て見て回るには、3〜4時間はかかると思います。
ここに掲載した写真は、ほんの一部です。

今回、労働節に行きましたが、さほど混んでいなかったので、中国の大型連休に行く観光地としてはおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

20年前にも上海影視楽園を訪問しており、その時の写真は次の記事に掲載しています。

 

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