スポンサーリンク

2024中国観光ビザ申請方法 オンライン申請表の書き方と注意点 ダブルの申請もOK

< 記事には広告・PR・アフィリエイト広告が含まれています >
< 記事には広告・PR・アフィリエイト広告が含まれています >
旅行
旅行

2023年3月以降、通算4回のビザ申請に行ってきました。
申請表の書き方、シングル、ダブルの申請方法、ビザセンターへ持っていく持ち物リスト、ビザの受取方法(代理人受取)、ビザ担当者への1問1答などの情報を盛り込み、申請表の書き方にとどまらず、観光ビザ発行に関する必要な情報を掲載しています。

中国は、3年ぶりに観光ビザを含むあらゆるビザの申請を2023年3月15日から再開しました。
15日間のビザ無し渡航は、停止されたままですので、中国観光に行く際は、観光ビザ(Lビザ)の申請が必要です。

従来、15日以内のビザなし渡航が認められていたため、ネットでの情報は乏しく、観光ビザ申請表の入力方法について探しても見つかりませんでした。そのため申請には、当初、非常に苦労しました。
その経験をもとにこの記事を作成し、都度最新化に努めています。

※なお、この記事は、必ずビザ取得を保証するものではありません。参考情報としてご利用ください。

【更新履歴】

  • 2023年8月、2回目のビザ申請に行ってきたので、新たに得た情報や4月と変わった点についても掲載しました。
  • 2023年9月20日に行われたオンライン申請表のフォーマット変更に対応しました。
  • 2023年11月、3回目のビザ申請に行ってきたので、新たに得た情報などを掲載しました。
  • 2023年11月20日より、東京と名古屋は、予約なしで申請できるようになりましたので、11月20日の東京の状況も掲載しています。
  • 2023年12月11日より2024年12月31日まで一般査証の基本料金が引き下げに関する情報について掲載しました。(目次「観光ビザ(Lビザ)の基本料金」に掲載)
  • 2024年4月、通算4回目のビザ申請に行って来たので、新たに得た情報などを掲載しました。
    ダブルの申請方法、代理人による受取方法、ビザ発行後に次のビザを発行する場合の注意点、支払いカードの追加

 

スポンサーリンク

ビザ申請に関する中国最新情報の確認方法

中国への渡航に関する情報は、在日本中国大使館のホームページで最新の情報が確認できます。

【公式】在日本中国大使館ホームページ

ビザ申請や、渡航時に準備すべき内容についても、在日本中国大使館のサイトに記載があります。 

東京と名古屋の中国ビザ申請サービスセンターにおいては、2023年11月20日より事前予約無しで申請ができるようになりました。詳細は、次のお知らせをご覧ください。

【公式】中国ビザ申請の事前予約廃止についてのお知らせ(2023年11月16日)

 

2023年8月9日には、2023年12月31日までビザ申請時の指紋採取が免除されるというお知らせが掲載されています。

【公式】中国査証申請についてのお知らせ(2023年8月9日)

 

中国短期滞在(15日以内)のビザ免除措置(いわゆるビザなし渡航)の停止については、つぎのお知らせの「四、参考事項」をご覧ください。

【公式】中国ビザ申請についてのお知らせ(2023年3月14日更新)

公開されている情報については、今後も更新される可能性がありますので、常に最新の情報をチェックするようにしましょう。

オンライン申請表の入力準備

  • 提出用写真(背景白地)の取得
    48mmx33mmの写真 1枚とそのデジタルデータ
    デジタルデータは、オンライン申請入力の際、アップロードする必要があります。
    紙の写真は、申請時に提出します。
    オンライン申請表入力では、1ページ目で写真(電子データ)をアップロードします。
    写真のアップロードをしないと2ページ目以降の入力ができないので、まず、写真の準備から始めましょう。
  • 申請表入力時に必要な情報の準備
    パスポート、eチケット、大学の住所、ホテルの住所、勤務先の住所など

提出用写真の規格は、細かな指定ありますので、必ず、次の公式サイトでご確認をお願いします。
私の場合は、写真屋さんにこの規格を見せて、撮影・印刷してもらいました。

【公式】中国ビザ申請提出用写真の規格について

中国ビザ申請サービスセンター(東京)ホームページ

中国ビザ申請サービスセンターは、東京、名古屋、大阪にあり、それぞれ対応する都道府県が決まっています。

中国ビザ申請サービスセンター(東京)の場合は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、長野県、山梨県、静岡県、群馬県、枥木県、茨城県にお住いの方が対象になります。

中国ビザ申請サービスセンター(東京)を前提に説明します。

まず、中国ビザ申請サービスセンター(東京)にアクセスします。

【公式】中国ビザ申請サービスセンター(東京)

画面が開いたら、具体的手順の「査証」をクリックします。
ここでは、具体的な流れの説明が記載されています。
オンライン申請表を入力する前に熟読しておきましょう。

 

実際のオンライン申請表の入力は、高速リンクの「査証」をクリックします。

オンラインによる申請表入力の「申請表入力」をクリックします。

 

はじめに表示されるつぎの画面で「同意」をクリックして先に進めます。

 

新規で申請表を作成する場合は、「新しい申請表を作成する」を選択します。
途中まで入力して保存してある場合は、「申請表の入力を続ける」を選択します。

 

  • 新しい申請表を作成する
    新規に初めて申請表を作成する場合に選択します
  • 申請表の入力を続ける
    途中まで入力していて、申請番号の控えがある場合に選択します
  • 以前の入力データをインポートする
    申請表作成が完了し、最終画面でエクスポートしたデータがある場合に選択します
    エクポートデータの拡張子は、qztpです
    前回の申請表のデータを引用して作成することができるのは、3ヶ月以内です
    3ヶ月を超えてもいいようにデータエクスポートをしておきましょう
  • 入力・提出済の申請表に基づき新しい申請表を作成する
    過去3ヶ月以内であれば、前回の申請番号を使って引用作成できます

オンライン申請表の入力言語について

トップページの「申請の流れ」→「具体的手順」→「査証」には、入力言語についての記載がありません。

入力言語は、実際に「申請表入力」を始めると「申請表概要」に記載があります。

使用すべき言語は、「中国語または英語」です。

私の場合は、日本語の漢字を使用しています。
日本語の漢字と中国語の繁体字や簡体字には、共通部分が多いため、日本語の漢字を記載して、指摘を受けたことはありません。

ただし、家族の姓名、会社名、大学名、住所は、これで問題ありませんが、「逝去」などは、単語的に中国語にも存在し、意味が同じかどうかは、中国語の辞書で確認しています。

ほとんどの中国の方は、日本語の漢字には抵抗がありません。

 

オンライン申請表の入力方法

オンラインサイトには、システム環境について記載がありませんので、参考までに私の使用している環境を掲載します。

使用マシン:MacBook Air 2015
ブラウザ:Google Chrome

第1部分 個人情報

【1.1】姓名
【1.1A】【1.1B】パスポートと同じローマ字を姓と名前に分けて記入します。
 1.1A 姓 YAMADA
 1.1B 名 TARO

【1.1E】写真アップロード
規格が決まっているので、規格に合った写真をアップロードします。
写真のデータサイズが小さすぎるとアップロードが正常終了しません。
私の場合、データサイズは、124KBの写真をアップロードして正常終了しました。

「写真のアップロード」ボタンをクリックして、反応がない場合は、ブラウザとの相性が考えられます。M3 MacBook ProのGoogle Chrome arm版では、クリックできず、Intel版MacBook AirのGoogle Chromeで入力をしました。

 

【1.2】生年月日
生年月日を記入します。

【1.3】性別
性別を選択します。

【1.4】出生地
都道府県と区、市などを記入します。

 

【1.5】婚姻状況
婚姻状況を選択します。

【1.6】国籍と永住権
国籍と永住権についてYes/Noを選択します。

 

【1.7】パスポート情報
パスポートの顔写真のページを見ながら記入するだけです。

以前は、発行機関や、パスポートの紛失という項目もありましたが、今回、削除されています。

第2部分 申請情報

 

【2.1】ビザの種類及び渡航目的
【2.1A】ビザの種類及び渡航目的
(L)Tourism(観光)を選択します。

・個人旅行の方は、(L)Independent touristを選択します。
・団体旅行の方は、(L)Group memberを選択します。
 

【2.2】サービス種類
【2.2A】サービスの種類
割増料金を支払ってすぐ発行してもらいたい場合は、Express(加急)を選択します。
通常発行の場合は、申込日から4営業日くらいで発行されます。

【2.3】ビザ申請の基本情報
【2.2A】ビザの有効期限(月)
・Singleの場合
Singleの場合は、3ヶ月ですので、3を記入します。
ビザ発行日から3ヶ月です。
ビザ発行日は、申請センターで申請が受理された日から4営業日以内になります。

・Doubleの場合
Doubleの場合は、6ヶ月ですので、6を記入します。
ビザ発行日から6ヶ月です。

【2.2B】最長滞在日数(日)
SingleもDouble30日と決まっていますので、30を記入します。

【2.2C】回数
2024年4月現在、Single、Dobuleが申請可能となっています。

【Doubleを選択した場合の注意点】

  • 申請時に1回目、2回目のeチケットを持参する必要があります
  • 申請時に1回目、2回目のホテル予約確認表を持参する必要があります
  • 当然ですが、料金はSingleよりも高くなります

 

第3部分 職歴

【3.1】現在の職業
【3.1A】現在の職業
プルダウンメニューから選択します。
ぴったり当てはまるものがない場合は、近いものを選択します。

【3.2】直近5年間の職歴
・以前は、すべての職歴を記入する必要がありましたが、直近5年に簡易化されました。

【3.3A】勤務期間
勤務開始年月日、勤務終了年月日を入力します。

【3.3B】勤務先名
勤務先の電話番号は、ハイフンで区切らず、数字のみ入力します。
ハイフンで区切ると「有効な電話番を入力してください」というエラーが出ます。

【3.3C】ポスト・役割
自分のポスト・役割を入力します。
部長、課長などの職位を入力します。

【3.3D】ポスト・役割/職責
自分の職責を入力します。

【3.3E】責任者の姓名、電話番号
責任者となっていますが、私の場合、自分の上司の名前を記入しました。
電話番号は、ハイフンで区切らず、数字のみ入力します。
ハイフンで区切ると「有効な電話番を入力してください」というエラーが出ます。

第4部分 学歴

【4.1】最終学歴

以前は、すべての学歴を要求されましたが、最終学歴のみを記載するように変更になりました。

第5部分 家族構成

【5.1】現住所
自分の住所を記入します。

【5.2】固定電話/携帯電話番号
電話番号は、ハイフンで区切らず、数字のみ入力します。
ハイフンで区切ると「有効な電話番を入力してください」というエラーが出ます。

【5.3】携帯電話番号
電話番号は、ハイフンで区切らず、数字のみ入力します。
ハイフンで区切ると「有効な電話番を入力してください」というエラーが出ます。

【5.4】メールアドレス
 

【5.5】家族構成
【5.5A】配偶者
配偶者がいる場合は、配偶者の姓/名、職業、住所を記入します。
姓/名を分けて入力するので、入力箇所に注意してください。
住所は、「申請者の住所と同じ」にチェックを入れると申請者の住所がコピーされます。

 

【5.5B】父
すでに他界している場合は、該当なしにチェックし、説明欄に理由を記入します。

 

【5.5C】母
姓/名、生年月日を記入します。
以前は、職業、住所の入力欄がありましたが、削除されました。

 

 【5.5D】子
子供がいる場合は、子供の姓/名、生年月日を記入します。
以前は、職業、住所の入力欄がありましたが、削除されました。

 

第6部分 渡航情報

【6.1】日程
【6.1A】渡航日時
日本から航空機で中国に到着する日を年月日で記入します。

【6.1B】搭乗便

【6.1C】渡航都市 渡航区/県
到着してから、中国国内線で移動する場合は、最終目的地を記入します。
最終目的地で宿泊するホテルのある区を記入します。

【6.1D】滞在都市 滞在地域
2つ以上の都市に滞在する場合は、それぞれの都市、ホテルの住所、滞在期間を入力します。

上記の最初の例では、住所の後ろにホテル名を記入していますが、ホテルの住所だけで問題ありません。

申請表をプリントアウトしてみると、枠が狭いためにホテル名は表示されていませんでした。

 

【6.1H】出国日時
復路の航空機の便名、都市、滞在していたホテルのある区を記入します。

【6.2】中国国内招聘元/連絡担当者または組織名
招聘してくれる人がいる場合は、記載します。いない場合は、該当なしで問題ありません。

【6.3】緊急連絡先
配偶者、父、母などを記入します。

 

【6.4】旅費の負担者
個人で負担している場合は、Selfを選択します。

【6.5】本人と同じパスポートに併記されている同行者について
同行者がいない場合、Noで問題ありません。

第7部分 渡航履歴

【7.1〜7.4】渡航履歴
ご自身の状況に照らして記入します。

 

【7.2】以前取得した中国ビザの情報
【7.2A】【7.2B】【7.2C】【7.2D】【7.2E】
Yesを選択した場合、過去のビザに関する情報の記入が必要になります。
今回、Noを選択した方も、次回申請時には、今回取得したビザ情報を記入する必要がありますので、お忘れなく。

【7.2F】中国ビザ申請時、両手10本の指紋を採取されていますか?
指紋採取されていれば、Yes、採取されていなければ、Noを選択します。

【7.2G】Yesを選択した場合、過去の居留証番号などの記入が必要になります。
主に中国で駐在員経験のある方が、当てはまると思います。
記載する情報は、直近のビザ、直近の居留証です。

 

第8部分 その他の項目

【8.1〜8.11】その他の項目
質問にYes/Noで回答します。

第9部分 郵送情報

【9.1】郵送情報
パスポートの受け取り方法を選択しますが、2023年9月現在、郵送は受け付けておりません。
ビザセンターでの受け取り方法しか選択できません。

注意点

印刷時の注意点

記入が完了すると、確認画面が表示されます。
次の項目を必ず、チェックしてください。

  • パスポート番号は、所有しているパスポートと同じか
  • 姓名は、パスポートのローマ字名と同じか
  • パスポートの有効期間は正しいか
  • ネットからコピペしたホテル名、住所などが、一部文字化け、空白になっていないか

もし、姓名がローマ字ではなく、ブラウザーにより日本語に自動翻訳されている場合は、ブラウザーの設定を見直すか、英語モードにするなど試してみてください。

印刷時に家族の姓/名が、名/姓になっていても、申請表入力時に間違って入力していなければ、問題ありません。

姓/名が逆転して表示されることは、ビザセンターの担当者も分かっていて気にしません。

印刷後の注意点

印刷後、2箇所に署名します。

申請表は、簡易版(1枚もの)と完全版(7ページ+付加頁)で構成されます。
簡易版と完全版の7ページ目に署名する必要があります。

署名は、消せない黒ボールペンで行います。
日付は、yyyy-mm-ddという記載方法で、ビザ申請サービスセンターの予約日(実際に提出する日)を記入します。

印刷後、記入ミス、記入漏れに気づいた場合

  • 記入漏れ
    黒ボールペンで書き込んで問題ありません
  • 記入ミス
    黒ボールペンを使い、取り消し線(2本線)で取り消して、その近辺に正しく記載します
    修正印は必要ありません
    担当者が、必要と判断した場合は、修正箇所近辺にサインするよう指示があります

中国ビザ申請サービスセンター(東京)問い合わせ先

問い合わせは、電話とメールがあります。

おすすめは、メールです。
申請表の入力の仕方でわからない箇所について問い合わせしましたが、翌日には返信がありました。

電話は繋がらないのでおすすめしません。

  • メールでの問い合わせ先
    tokyocenter@visaforchina.org
  • 電話での問い合わせ時間
    月曜日から金曜日:9:00~12:00、13:00~16:00(中国及び日本の祝休日除く)
  • 問合せ電話番号
    03-3599-5515 

オンライン予約

東京と名古屋の中国ビザ申請サービスセンターにおいては、2023年11月20日より、事前予約は不要になりました

オンライン申請表の入力が完了したら、オンライン予約の「個人予約(申請)」をクリックして、予約を行います。

15分刻みで選択することができます。

 

オンライン予約画面でこんな画面が出たら?

稀にオンライン予約画面で、次のようなポップアップが表示される場合があります。

多くの場合、一番下にあるパズル認証をし忘れて、次の画面に行こうとした後に表示されます。

この画面が出たら、オレンジ色のボックスを一番右端までスライドさせると、キー入力ができるようになります。

この画面の下には、パズル認証(セキュリティー)があります。
忘れずに入力して、次の画面に進みましょう

 

申請当日の流れ

当日持参するもの

  • 予約表(2023年11月20日以降、東京、名古屋は不要です)
  • パスポート(2ページ以上の空きページがあり、有効期間が6ヶ月以上あるもの)
  • パスポートの顔写真のあるページのコピー(A4サイズ)
  • 旧パスポート顔写真のあるページのコピー(A4サイズ)
  • 前回、ビザを取得している方は、ビザが貼ってあるページのコピー(A4サイズ)
  • 48mm x 33mmの証明写真(背景白地) 1枚
    写真は、自分で貼らずに、持参してください
  • 航空券のeチケット
    Doubleを申請した場合は、2つ目の旅程で使用するeチケットも必要です。
  • ホテル予約時にメールで送付される予約確認表
    予約確認表にホテルの電話番号が記載されていない場合、手書きで追加しておいてください
    Doubleを申請した場合は、2つ目の旅程で宿泊する予約確認表も必要です。
  • 旧パスポート
    旧パスポートを紛失していないか、チェックされます。
    持参していない場合は、「家に保管してある」という誓約書を書かされます。

    2024年4月時点ですが、予め、旧パスポートの顔写真のあるページのコピーを持参したところ、旧パスポートの提示は求められませんでした。
  • コピー機で使う1000円札、小銭
  • ドリンク類
    ビザセンター内の自販機は、売切れになっている場合がほとんどです
    入場者に対して補充が追いついていません
    駅や1階のコンビニで購入して持参されることをおすすめします

申請当日の流れ

入り口で警備員の方による申請表のチェック(持っているかどうか)があり、申請表を見せて受付に並びます。

ビザ専用窓口は、1番から12番です。
認証専用窓口は、15番から17番です。

  • 受付
    係の方に指示された時間に受付窓口に並びます。
    だいたい、立ったまま1時間半くらい待たされます。
    受付では、提出書類が揃っているかなど、確認が行われます。
     
  • 査証審査
    受付でもらった受付番号が、待合室のTV画面に表示されたら、指定された査証窓口に行って、審査を受けます。
    受付番号を貰ってから査証審査まで3時間半待ちました。
    審査といっても旅行目的などは聞かれず、申請表の記載内容について漏れがないか、チェックされます。
    特に過去にビザの発給を受けている場合、その番号が記載されているかチェックされます。
    旧パスポートにビザがある場合は、旧パスポートを持参した方が、スムーズです。

ビザ受け取り

ビザ受取方法

東京の中国ビザ申請センターの場合、ビザ受取が可能な時間は、9:00〜16:00です。
ビザセンターにより時間が異なりますので、ご注意ください。

査証審査が完了するとビザ受取日が記載されたビザ受取票が手渡されます。

ビザ受取票のサンプルです。

この受取票を手にした時、写真スタジオで証明写真を撮り、オンライン申請表を書き、ビザセンターで5時間待つという「偉業」(笑)の大きな達成感を実感しました。

受取日は、だいたい、申請日から4営業日後くらいです。

記載された受け取り日以降、中国ビザ申請サービスセンターで受け取ります。

2023年8月現在、ビザ申請とビザ受取は、部屋が分かれています。
同じフロアーですが、ビザ受取は、以前の第2待合室をつぶして、新たに設置されました。
窓口は、18番から23番までの6つです。
そのうち20番は、団体専用になっています。

ビザセンターに到着したら、警備員を探し、整理券をもらってください。
(以前は、整理券発券機がありましたが、今は、入り口にいる警備員さんが配布しています。)

ビザを受け取ったら、パスポート番号、氏名、ビザの有効期限を確認しましょう。

ビザ有効期間の開始日は、申請日の翌営業日の日付になっていました。

ビザに記載される名前は、名/姓(TARO YAMADA)になっていますが、日本人を含む外国人は、すべてこのような表記になります。
誤記ではありませんので、気にしないでください。

支払方法

観光ビザ(Lビザ)Singleの料金は、8,500円です。
※2023年12月8日より2024年12月31日まで7,750円になります。
詳しくは、目次「観光ビザ(Lビザ)の基本料金」をご覧ください。

2024年4月現在、支払いは、現金のほか、次のカードに対応しています。タッチ決済対応端末です。
銀聯カード、VISA(ビザ)、Master(マスター)、Amex(アメックス)、JCB、Diners

代理人よる受取方法

2024年4月現在、代理人よる受取が可能になっています。

受取方法は、代理人が受取票を持参するだけで大丈夫です。
委任状などは、必要ありません。

その他

基本的に中国ビザ申請サービスセンターの担当者は、ビザが取得できるようにアドバイスしてくれます。
厳しい審査で却下されることを想像するかもしれませんが、フレンドリーな対応をしてくれるのでご安心ください。

中国ビザ申請サービスセンターには、有料のコピー機、スピード写真が設置されています。

スタッフからパスポートのスタンプ部分のコピーを指示される場合がありますので、千円札、小銭などは持参必須です。

スピード写真は、背景が白地ではない証明写真を持参した方などの撮り直し用に使われるのだと思われます。

私の場合、オンライン予約時間から査証審査が終わるまでにかかった時間は、5時間くらいでした。(2023年4月時点)

16時にオンライン予約していて、終わったのは、21時過ぎでした。

中国ビザ申請サービスセンターは、申請者がいる場合、最後まで対応してくれます。
最後の方は、23時くらいまでかかる場合があるそうです。

ビザ申請は、申請後に予定のある日は、避けた方が良いでしょう。

【2024年4月11日追記】
13時半にビザの受取に行きましたが、待ち時間20分で受け取れました。
その際、申請の方の混み具合を確認しましたが、待合室の席は、ほぼ満席でした。
立って待っている人はいませんでしたが、決して空いているとは言えない状況でした。

担当者に聞いた一問一答

当サイトにお問い合わせが多いかったものをピックアップして、中国ビザ申請サービスセンターの担当者様に確認しました。

2023年8月、11月、2024年4月、担当者様に確認した内容をこちらに掲載します。

Q.航空券を購入していないと、ビザは取得できないのでしょうか。

A.はい、観光ビザ(Lビザ)の場合は、必須です。

Q.旅行サイトで航空券を購入した場合、eチケットが発行されない場合があるが、その場合、旅行社が発行する同等のものでビザ申請は可能ですか?

A.可能です。

Q.現在、シングルのみだが、ダブルやマルチは、今後、取得できるようになりますか?

A.観光ビザ(Lビザ)は、シングルのみです。
 ※2023年11月にも確認しましたが、同様の回答でした。

Q.郵送での受取りは、できないのでしょうか?

A.郵送受取りは、できまません。

Q.ビザ申請時に記載した訪問地、宿泊先については、一切、変更は認められないのですか?

A.予定は、あくまでも予定なので、変更しても問題ありません。

Q.今回のビザを使う前に次のビザを申請することはできますか?(2024年4月確認)

A.申請することは可能ですが、使っていないビザは、無効になります。

 

以上のような回答でしたが、担当者によって、回答が変わる可能性もあります。

参考情報としてご理解ください。

 

観光ビザ(Lビザ)の基本料金

在日本中国大使館によりますと、2023年12月11日より2024年12月31日まで一般査証の基本料金が、25%引き下げになります。

一般査証には、観光ビザ(Lビザ)も含まれます。
観光ビザで認められているシングルビザは、一次査証になります。

ちなみに、査証の種類としては、一般査証、外交査証、公用査証、礼遇査証があります。

変更後の一般査証 基本料金は、つぎの表の通りです。
中国大使館、領事館への申請の場合は、基本料金が、3,000円から2,250円になります。
中国ビザ申請サービスセンターで申請の場合は、上記ビザ基本料金に加え、ビザ申請サービスセンターへの申請手数料5,500円が加算されますので、7,750円になります。

Doubleの場合は、シングルよりも1,500円高くなり、9,250円になります。
※料金については、今後変更になる場合がありますので、参考情報としてご理解ください。

【出典】在日本中国大使館ホームページ

 

【公式】中国査証基本料金の引き下げについてのお知らせ(2023年12月8日)

 

2023年11月20日より開始した予約なし申請の状況

2023年11月20日より、東京と名古屋の中国ビザ申請サービスセンターでは、予約なしでビザ申請ができるようになりました。

入り口に立っている警備員の方に申請表を見せて、受付に並びます。

2023年11月20日、東京のセンターに行ってきましたので、状況について掲載します。

午前8時30分 申請は、入り口前の通路に40名強並んでいました。受取は、6名程度
午前8時40分 予定より20分前倒しで受付スタート
午前9時00分 申請の方は、受付カウンターで20名程度の待ち行列

受付カウンターで、書類チェックが行われてから、審査になるので、受付と審査で合計1時間程度はかかるくらいの人数でした。

ちょうど1週間前の11月13日の9時頃にもセンターへ行っていますが、その時と比べると、待ち行列は、2倍程度になっています。

X(旧Twitter)で11時ごろ着いた方は、待ち時間ゼロだったとおっしゃっていました。

曜日、時間によって、混み具合は異なりますので、あくまでも参考程度にご理解ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

従来、ビザなし渡航ができたのに、ビザが必要になって、申請方法が分からず、困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身もほとんどネットから情報が得られず、困っていた者の1人です。

なんとか、自力で乗り切り、この記事を書いています。

この体験記が、少しでも皆様のお役に立てれば、幸いです

最後までお読みいただきありがとうございました。

ブログを更新した場合は、Twitterで更新した内容について発信しておりますので、フォローいただけると最新の更新情報をチェックできます。よろしければ、フォローをお願いいたします。

 

【御礼】
2023年4月6日にこの記事を公開してから、現在までに約3万回以上のアクセスがあり、多くのお便りをいただいています。

一例を挙げますと
・ビザ申請に挫けそうになったが、中国にいる孫に初めて会うことができた
・中国出張時に社内でブログ記事を参考にして対応している
・めっちゃ感謝しています
・有り難く涙が出ました。本当に神様のメッセージかと…
などなど

筆者からは、敢えて返信することはいたしませんが、みなさまのお便りはどれも心を打つものばかりで、ブログ運営のモチベーションアップにつながっております。
ブログを立ち上げたのは約1年9ヶ月前ですが、ブログ開設時は、少しでも皆様のお役に立ちたいという思いでスタートしました。
それから月日は流れ、少しづつではございますが、形になってきたように感じております。

この場を借りまして、私からも厚く御礼申し上げます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

2023年12月吉日
中国旅ブロガー niurou

  

ビザ申請や中国出入国方法についての裏話をコミカルな旅行記としてまとめました。

 

中国ビザ申請サービスセンター(東京)への行き方については、次の記事をご覧ください。

 

次の記事では、 中国に持っていくと便利な物、スマホに入れておきたいアプリを紹介しています。

 

観光ビザの取得ができたら、渡航準備として、次にやるべきことをまとめました。

 

スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました