iPad mini6を持ち歩く際に、その機動性を損なうことなく、コンパクトで多機能なタッチパッド付き折りたたみBluetoothキーボードレビューです。外装はアルミ合金で、携帯性、耐久性、高級感を併せ持っています。デバイスは3台までペアリングできます。
キーボードを展開するだけで電源オンになるのでスピーディーに文字入力を開始することができます。
スイッチがないというのは、最初は違和感がありましたが、半年以上使ってみるとスイッチがない方が、すぐに使うことができて効率がいいと感じるようになりました。
※【iClever】はThousandshores Technology Co., Ltd(日本法人:サウザンドショアス株式会社)所有のプライベートブランドです。
機能概要
セット内容
iClever IC-BK08の外箱は、いたってシンプル。
箱の中には、本体、キャリングポーチ、micro USBケーブル、取扱説明書が入っていました。
スペック(仕様)
仕様 | |
製品名 | IC-BK08 |
カラー | シルバー、ダークグレー、ローズピンク |
キー数 | 65 |
キー表示 | 英語US配列 |
インターフェース | Bluetooth 5.1 |
ワイヤレス方式 | 2.4GHz |
キータイプ | パンタグラフ |
キーピッチ | 16.5mm |
タッチパッド | サイズ:55.2×45.8mm iPad OSにのみ対応(iPhoneには未対応) AssistiveTouchを有効する必要あり |
ペアリング | 3台のデバイスとペアリング可能 切り替えはFnキー+Bluetooh1〜3キーを押下 |
連続使用時間 | 60時間 |
省エネモード | キー操作がない場合、30分で省エネモード |
充電時間 | 2時間 |
電源方式 | micro USBによる充電方式 |
電源 | リチウムイオン充電池内蔵 |
電源オン/オフ | キーボードを展開すると電源オン 折りたたむと電源オフ |
寸法 | 【折りたたみ時】約15.5×8.8×1.4cm 【展開時】約27.9×8.8×0.7cm |
材質 | 【外装】アルミ合金 【キーボード側】プラスチック |
重量 | 約220g |
同梱品 |
本体、microUSBケーブル、キャリングポーチ、 取扱説明書(日本語) |
システム要求 | |
iOS | iOS 6.0以上 |
Mac OS | Mac OS X v10.6〜10.12以上 |
Windows | Windows XP、Vista、7、8、10、Bluetoothホストを搭載したPC |
Android | Bluetooth HIDプロファイルを搭載したAndroid 3.0以上 |
外観
折りたたんだ状態は、非常にコンパクトです。
外装は、アルミ合金ですので、持ち歩くにも十分な強度を持っています。
展開するとキーボードとタッチパッドが登場します。
iPad OSは、マウスをサポートしていますが、マウスとほぼ同じことがタッチパッドでできます。
使用感
サイズ感
折りたたむと、とてもコンパクトです。
100円ショップで購入したポシェットに収まるサイズ感です。
このポシェットは、2つの収納口があり、1つは、透明のビニールで中身がはっきりわかるようになっています。いつでも、iPad mini6を外に持ち出せるよう、常にこのポシェットに必要な機材を入れています。
外出時は、iPad mini6とこのポシェットをカバンに入れるだけで済むのでとても便利です。
透明のビニール収納部分があるので、忘れ物がないか、確認できます。
ビニール収納部分には、だいたい、次のような機材を入れています。
Apple Pencil、Apple Air Pods Pro、折りたたみスタンド(5段階角度調整可能)、microSDカード 256GB、7in1 USB-C HUB、100円ショップで購入した片耳イヤホン(ステレオタイプ)
そして、iClever IC-BK08をもう1つの収納部に格納してあります。
これで、急な外出時もiPad mini6とポシェットさえ持ち出せば、忘れ物もなく、困ることはありません。
打鍵感
iClever IC-BK08のキーサイズは、約14mm x 14mmです。
Magic KeyboardやMacbookは、約16mm x 16mmですので、2mmほど小ぶりです。
そのため、手の大きな人は、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
キーの打鍵感は、パンタグラフ方式ということもあり、ノートPCなどとほぼ同じ打鍵感です。
PrtScキーとDeleteキーは、タッチパッド上部に付いています。
micro USBによる充電
micro USBケーブルで充電する必要がありますが、連続使用時間が60時間ですので、常にmicro USBケーブルを持ち歩く必要はないでしょう。
バランススタンド展開ステップ付き
iClever IC-BK08は、ヒンジ部分がありますので、展開時にヒンジ部分の厚みで、キーボードが不安定になる場合があります。(私は気になりませんが。)
そのため、バランススタンド展開ステップという安定感を出すための機能を装備しています。
このプラスチック部分を持ち上げるとヒンジ部分との高さが均一になります。
プラスチック部分をこのように持ち上げてから、キーボードを展開すると安定感が増します。
3台までペアリング可能
Bluetoothキー1〜3は、次の赤枠の部分です
インジケーター1〜3は、キーボード上部にあります
ペアリングの手順は、次のようになります。
- Fnキー+Bluetooth 1キーを押すとインジケーター1がブルーに点滅します。
- Fnキー+Cキーを同時に押すとインジケーター1が青色に点滅し、ペアリングモードに入ります。
- 接続デバイス側のBluetooth機能をオンにして接続可能なデバイスを探します。
- デバイス名の「iClever IC-BK08 Keyboard」を選択します。
- 接続されるとインジケータ1が青色に点灯します。
2台目以降のペアリングは、Bluetooth1をBluetooth2に、インジケーター1をインジケータ2に読み替えて実施してください。
タッチパッド使用感
タッチパッドは、マウスのように使うことができます。
下部にあるボタンはマウスのボタンと同じように使えます。
ボタンをクリックしなくても、タッチパッド上でタップすることでも同じように動作します。
マウスと同じように左ボタンを押しながらのドラッグ・アンド・ドロップが使えます。
ジェスチャーは、ほぼ使えないと思った方がいいでしょう。
ピンチイン・アウトも使えません。
マウスを持ち歩くとかさばるので、キーボードにタッチパッドが付いているのは、携帯性の観点においてメリット大です。
便利な機能
スクリーンショット
iPad mini6のスクショを取りたい時、PrtSCキーを押すだけでスクショを取ることができます。
スクロール機能
タッチパッドを使ってWebブラウザーやExcelなどの画面スクロールをMacbookと同じように二本指で行うことができます。
スクロールは、矢印キーでもできますが、二本指でのスクロールの方が断然使い勝手がいいと思います。
日本語切り替え方法(言語切り替え)
日本語切り替え(言語切り替え)は、OSによって操作方法が異なります。
- iOS 8以下
Winキー+スペースキー - iOS9以上
Ctrlキー+スペースキー - Samsun Android
Shiftキー+スペースキー - Google Android
Ctrlキー+スペースキー - Windows
Winキー+スペースキー
まとめ
いかがでしたでしょうか。
iPad mini6の携帯性、機動性を損なうことなく、文字入力やタッチパッドで操作可能なiClever IC-BK08の魅力をご理解いただけましたでしょうか。
Bluetoothキーボードは、世の中にたくさんありますが、せっかくiPad mini6が携帯性に優れているのですから、Bluetoothキーボードも携帯性にすぐれたものを選択する方が良いと思います。
iClever IC-BK08は、携帯性に優れていて、かつタッチパッド搭載、そしてアルミ合金の外装などとても魅力的な製品になっています。
iPad mini6用のBluetoothキーボードをお探しであれが、必ず候補の1つになると思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
iPad mini6やiPad Air4、iPad Proで使える7in1 USB-C HUBについては、次の記事をご覧ください。
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