Vlogというジャンルをご存知でしょうか。
Vlogとは、日常を動画に記録したり、旅の思い出を動画で残すというもので、ビデオ版ブログと言われています。
Vlogとして記録した動画をどのように使うかは、人それぞれだと思います。
私も2年ほど前から旅行に行った時には、できるだけ動画で残すようにしています。
今回は、旅の思い出に動画を残す場合、スマホ用ジンバルを使うことを提案しています。
最近のスマホに搭載されている動画撮影機能は、メチャクチャ優秀です。
この機能を有効活用する方が、経済的にもいいですし、旅行に行く時に撮影機材で荷物が増えるのを抑えることができます。
- ジンバルの手ぶれ補正の有効性を確認したい方
- Vlogを始めようと思っている方
- 旅行の思い出に動画を綺麗に残したい方
では、さっそく、行ってみましょう!
概要

ジンバルってなんじゃろう?

おじいさん言葉になってるわよ。まっ、いいか。
ジンバルは、簡単に言うと手ぶれ補正の付いたグリップかな。
ジンバルは、カメラやスマホが取り付けられるようになってるわ。

それで、どこがいいの?

Vlogを撮る時に初心者はスマホを使う場合が多いわ。
スマホを使う場合には手ぶれ補正が付いていない機種が多いから、ジンバルが必要なのよ。
ジンバルを使うとゆる〜い動画を撮ることができるのよ。手ぶれがほとんどないわ。
今回は、スマホ用ジンバルの話よ。

スマホ用ジンバルの良さを紹介したいんだろうけど、動画をブログで説明するのは厳しいよね。

するどいツッコミ!

その通りなので、今回は、ジンバルを使った動画をお見せするわ。
動画は、YouTubeで公開するわね。
最初に言い訳するけど、動画編集初心者、YouTubeは初めてなので大目に見てね。
今回は、スマホ用ジンバルを紹介したいと思います。スペックや機能面はブログで説明できますが、実際の動画がどのように撮れるのかは、文章で説明するにはかなり無理があるので、YouTubeにチャンネルを作りました。
YouTubeで動画をご覧いただき、ジンバルを使うメリットについてご理解いただければ嬉しいです。

YouTubeのチャンネルを開設するにあたり、YouTube動画で勉強しようとしたのですが、視聴に時間がかかり、遅々として進まなかったので、この書籍を購入。たった1日で開設することができました。
とてもわかりやすい本だったのでYouTubeチャンネルを開設したい方におすすめです。
今回取り上げるスマホ用ジンバル2機種

DJI OSMO Mobile 3
DJIは、2005年に設立された会社で、ドローン市場において世界最大手企業です。
本社は、中国深圳市にあります。
2021年12月現在、OSMO Mobile3の後継機種として軽量化されたOM5が発売されています。
Power Vision S1
Power Visionは、2017年設立の会社で、本社は中国北京市にあります。
Power Vision S1は、気軽に持ち歩けるジンバルを目指して作られています。
私は、Power Vision S1を製品発売前にクラウドファンディングで先行購入しています。
そのため、製品として販売されているものと同梱品が異なっている可能性があります。
DJI OSMO Mobile 3

DJI OSMO Mobile 3COMBOセットです。
COMBOセットには、ケースと三脚が同梱されています。
DJI OSMO Mobileの特長
・3軸ジンバル
・重さ:405g
発売当初は、DJI製品の中では小型軽量の部類でした。
(2021年現在、重量290gのOM5が発売されています)
・充電池容量:2450mAh
・連続動作時間:15時間
・充電時間:2.5時間
・USB-Cによる充電機能
・スマホへの充電機能:USB-Aを搭載
・アプリ:DJI Mimoアプリによる撮影
撮影倍率 0.5倍〜8倍(iPhone 12 miniで確認)
スマホでDJIが提供するBGMを挿入することができます。
美顔機能あり。
・グリップが大きいのでとても握りやすく、安定感があります。材質も手にしっくりくる素材です。
実際の撮影動画
DJI OSMO Mobile 3を上海旅行に持参して撮影した動画をYouTubeで公開しました。
公開している動画は、2本です。
撮影には、iPhone 6を使用しています。iPhoneとしては、かなり古い機種ですが、カメラ性能の素晴らしさがご確認いただけると思います。
上海ディズニーランド
上海ディズニーランドに行った時に旅の思い出に残そうと思い撮影しました。
事前に上海ディズニーランドの持ち込み禁止リストを確認し、ジンバルの持ち込みが禁止されていないことを確認しました。
- ボカシを入れるために使用したソフトは、DaVinci Resolveというフリーソフトです。
- 私は、今回初めて使用したのですが、フリーとは思えないほど高機能で、とても気に入りました。
- カット編集やウォーターマークの挿入などは、別のソフトを使いました。
- BGMは、DJI MimoでDJIが提供してくれているものを挿入しています。
- 動画初心者のため、笑われてしまうレベルかもしれませんが、ジンバルの手ぶれ補正がいかほどなのか、ご確認いただければ幸いです。
【Vlog 上海紀行】上海ディズニーランド(トゥモローランド)[03:05]

DavVinci Resolve は、フリーで高機能。
ユーザーインターフェースは、独特のもので最初は面食らうかもしれません。
今回、初めて使ってみましたが、とても高機能なので、お持ちの動画編集ソフトを補完する形での利用をお勧めします。
なによりも無料ですから。
使い方は、この本がお勧めです。

2022年12月22日 Blackmagic Design IncからDavinci Resolve for iPadがリリースされました。
カラーページとカットページが使用できます。カラーページでは、動画にボカシを入れる機能が利用できます。
PC版のプロジェクトファイルを読み込んで利用することもできます。
iPad版Davince Resolveの画面インターフェースは、PC版バージョン18とほぼ同じなので、PC版Davinci Resolve利用者は、違和感なく使用することができます。

上海外灘の夜景
観光で上海外灘に行った時の思い出を残そうと思い撮影しました。
外灘の夜景は、訪れるたびに変化を見せてくれており、毎回同じイルミネーションで退屈などということはありません。
- 上海外灘は、いつ行っても観光客で混んでいます。その雰囲気を伝えたくて、撮影時の音声も残しつつ、リラクゼーションの世界へ誘うBGMを挿入しています。
- BGMは、DJI MimoでDJIが提供してくれているものを挿入しています。
- カット編集やウォーターマークの挿入などは、別のソフトを使いました。
- 動画って、後で編集でどうにかなると思っていましたが、撮影時にうまく撮っておかないと編集でもリカバリできないのだということがよくわかりました。動画の撮影技法を学ぶ必要がありますね。
【外灘の撮影ポイント】
動画の撮影ポイントを赤色の点線で表しました。

※上記地図は、OpenStreetMapをベースにAffinity Designerで作成しています。
【Vlog 上海紀行】外灘の夜景[03:25]
Power Vision S1

製品発売前にクラウドファンディングで購入したセットです。
現在販売されているものと同梱品が異なる場合があります。
Power Vision S1の特長
・3軸ジンバル
・重さ:298g
・充電池容量:4120mAh
・連続動作時間:15時間
・充電時間:2時間
・USB-Cによる充電機能
・スマホへの充電機能:ワイヤレス充電機能、USB-Cによる充電機能を搭載
・アプリ:Vision+S1アプリによる撮影
撮影倍率 0.5倍〜6倍(iPhone12 miniで確認)
スマホでPower Visionが提供するBGMを挿入することができます。
美顔機能あり。
・三脚を内蔵
三脚ネジも付いています。
・旅行に最適な小型軽量
独特の折りたたみ機能でポケットにも入るコンパクトさ。海外旅行などで荷物を減らしたい時に最適。

折りたたんでいるとジンバルに見えませんが、展開すると写真のようにジンバルと分かる状態になります。
コンパクトですが、本体内に三脚を内蔵しており、荷物を節約できます。

ワイヤレス充電機能は、マジ使えます。
写真では、スマホケースを外していますが(見栄えのため)、スマホケースを付けていても充電できました。よほど分厚いスマホケースでない限り、ワイヤレスで充電できます。
ジンバルでこの機能を搭載しているものは、ほとんどないと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
DJI Mobile 3は、旧機種ではあるものの、世界最大手のDJI製ジンバルということで機能面で安心感があります。この後継機種であるDJI OM 5も旅行用としておすすめできると思います。
Power Vision S1は、コンパクトで多機能ですので、旅行用としてはもっともお勧めできる製品かと思います。旅行に限らずいつも持ち歩いて、日常をVlogとして残す場合にもメリットは多いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※この記事では、OpenStreetMapをトレースして地図を作成しておりますので、規約に則り作成した地図にもクレジット表記をしております。
上海へのアクセスについては、次の記事をご覧ください。
Davinci Resolve バージョン17のガイドブックです。
2022年4月 Blackmagic Design社からバージョン18がリリースされています。
バージョン18に対応したガイドブックをご紹介します。
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