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【 ahamoレビュー】中国で5G利用可能 VPN不要 ahamoのメリット/デメリット

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製品レビュー
製品レビュー

ahamoは、ドコモの低価格SIMですが、海外旅行に行く際に大きな威力を発揮します。
申込不要、追加料金なしで30GB(2024年10月1日以降)のデータ通信が利用可能、しかも、2022年7月15日以降、一部の国と地域で5G高速通信が、これまた、追加料金不要で利用できるようになりました。

今まで、海外旅行に行く際は、海外専用のWi-Fiモバイルルーターをレンタル契約する必要がありました。

今後は、いつも使っているスマートフォンをそのまま海外に持ち出して利用することができるようになり、ahamoを持っていれば、国内での日常使い、海外での利用と大きなメリットを享受することができるようになりました。

ただし、制限事項もありますので、詳しく説明します。

2023年5月にahamoを中国へ持ち込んで、使い勝手を確認してきましたので、中国での使用感についても紹介します。

ahamo」は、株式会社NTTドコモの製品です。

 

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ahamo 基本スペック

  ahamo 基本情報
月額基本料金 2,970円(税込)
オプション料金 大盛りオプション:1,980円(税込)
かけ放題オプション: 1,100円(税込)
ケータイ補償オプション(月額料金): 550〜1,100円(税込)
※ケータイ補償オプションの料金は機種ごとに異なります
事務手数料 【新規】無料
【乗り換え(MNP含む)】無料
【解約手数料】なし
利用可能データ量 30GB(2024年10月1日以降)
大盛りオプション 80GB(合計110GB)
速度制限 利用可能データ量を超えた場合1Mbpsに速度制限されます
データ量の追加により制限解除可能(1GB 550円(税込))
国内通話 5分以内の通話無料
ネットワーク 5G/4G(LTE)
テザリング 無料
申込窓口 オンライン手続き
ドコモショップでのサポートを希望する場合、「ahamo WEBお手続きサポート(有料)」が利用可能
故障対応 ・オンライン修理受付サービス
・ドコモショップ
ケータイ補償サービス 対象
契約者 成人に達した個人
支払方法 ・クレジットカード
・口座引き落とし
  海外データローミング
料金 追加料金不要
カバーエリア 海外82の国・地域(日本人の渡航先 約95%をカバー)
利用可能データ量 利用可能データ量:30GB(国内分と合算)
※大盛りオプション契約時においても30GB以内
利用期間 海外でデータローミングを開始した日から15日間
制限事項 【利用可能データ量超過】1Mbpsに速度制限あり
データ量の追加により制限解除可能(1GB 550円(税込))

 

【15日経過後】128kbpsに速度制限あり
データ量を追加購入しても解除されません
日本に帰国してデータ通信を行うことで制限が解除されます

  5G通信 海外データローミング
サービスエリア 【7月15日以降】
 中国(CMCC※1)、韓国(KT)、タイ(TRUE-H)、グアムとサイパン(DOCOMO PACIFIC)
【7月29日以降】
 アメリカ本土とアラスカ、ハワイ(いずれもAT&T)
対応機種 iOS 15.4/iPadOS 15.4以上を搭載した5G対応iPhone、iPadの13機種

※1 CMCC:中国移動通信集団(チャイナモバイル)

ahamoの詳しい情報は、次のサイトをご覧ください。

ahamo

ahamoのメリット/デメリット

ahamoのメリット
  • 契約に年縛りがありません
  • 新規申し込み、乗り換え(MNP含む)の手数料が発生しません
  • 解約時にSIMを返却する必要はありません
  • 5G高速通信に対応しています
  • eSIMに対応しています
  • データ容量を使い切った場合の速度制限が、1Mbpsと高速(国内、海外)
  • プランが1つでシンプルなため、あれこれ迷わないで済みます
  • 申し込み不要で海外ローミングが利用できます
  • 海外では、国内のデータ容量30GB(2024/10/1以降)を利用できます
  • 申し込み不要で海外の5Gサービスを利用できます(エリア、機種に制約があります)

 

ahamoのデメリット
  • 申し込みは、オンライン申し込み
  • サポートは、チャットボット
  • ドコモショップでの対応は有料になります
  • データ容量の翌月繰越はありません
  • 未成年者は、自分名義で契約できません
  • 子供が成人した場合に親名義から子供名義への変更はできません
    このような場合、名義変更ができるプランもしくはキャリアへ移行する必要があります
  • 留守番電話、伝言電話のオプションはありません
  • 大盛りオプションを契約していても海外ローミングに使えません
  • 低速モード、高速モードの切り替えはできません。
  • 海外ローミングは、データ量が余っていても15日間しか使えません。
  • 海外ローミングは、15日以上経過すると速度制限が128kbpsと低速になります

 

海外で利用可能な国と地域

©NTT DOCOMO, INC. All Rights Reserved.

【出典】株式会社NTTドコモ 海外データ通信より引用

海外82の国と地域をカバーしています。
日本人の海外渡航先 約95%をカバーしていると上記NTTドコモサイトに記載があります。

対応エリアは、次のNTTドコモのサイトより検索することができます。

公式】NTTドコモ 海外データ通信

海外利用の申し込みと料金

  • 海外利用にあたって、申し込みは不要です
  • 追加料金も不要です
  • 5G通信についても、申し込み不要、追加料金もありません

海外ローミングの注意点

海外ローミングの注意点
  • 海外で利用できるデータ量は、30GBまで
    大盛りオプション契約時でも30GBまで
  • 30GB超過時は、1Mbpsに速度制限されます
    データ量を追加すれば、制限解除されます
    (例)1GB増量 550円(税込)
  • 海外で利用可能な日数は、15日間に限定されています
    データローミング開始から起算され、15日経過後は、128Kbpsに速度制限されます
    速度制限は、帰国するまで続きます

2022年7月15日以降、海外ローミングにおいて5G通信が可能になっていますが、次の制約があります。

5G通信 海外ローミングの注意点
  • 5G通信が可能な国と地域は、多くありません。
  • 対応機種が限られます
    5G通信対応iPhone、iPadの13機種
  • 対応OSに制約があります
    iOS 15.4/iPadOS 15.4以上

【公式】NTTドコモ 5G国際ローミング提供開始ニュース

 

海外で利用する場合の端末設定

ahamoを海外で利用する場合は、ローミング設定をオンにする必要があります。
渡航先に着いたら、次の設定を行います。
帰国時は、必ず、設定をオフに戻しましょう。

OSのバージョンにより、設定メニューの遷移は異なりますので、参考程度にお考えください。

  • iPhoneの場合
    設定—>モバイル通信
    通信のオプション設定でデータローミングをオン
    
  • Androidの場合
    設定—>モバイルネットワーク—>高度な設定—>データローミング
    国際ローミング設定で常時オン

 

ahamoの海外通話料

ahamoは、申込不要で海外通話が利用できます。
例として次の表に滞在国ごとの料金を記載しました。

海外で着信するだけでも料金が発生します。
お世辞にも安いとは言えないので、緊急用と考えた方が良いでしょう。

海外旅行時に日本へ電話をかけたい場合は、LINEなどの無料通話を利用するか、Skypeクレジットを利用すると通話料を安くできます。

Skypeクレジットは、発信専用になります。
日本国内のご家族や友人が連絡を取りたがっている場合は、その旨、SNSで連絡を貰い、Skypeクレジットでこちらからかけるといった利用方法で通話料を安く抑えることができます。

Skypeクレジットの料金や使い方は、次の記事をご覧ください。

 

ahamoの海外通話料金は、次の通りです。

滞在国 滞在国内 日本向け その他の国向け 着信 SMS(1通)
中国 75 175 265 145 100
韓国 50 125 265 70 100
ハワイ 125 140 265 175 100
グアム 80 180 280 130 100
タイ 75 175 265 155 100
シンガポール 75 175 265 155 100

※単位:円

上記以外の国と地域の通話料金については、次の公式サイトをご覧ください。

【公式】NTTドコモ 対応エリア・通話料・通信量を調べる

中国でもahamoが快適に使える!

2022年7月15日以降、ahamoが海外利用できるようになっていますが、中国は観光での入国を認めていなかったので、なかなか試せずにおりました。

2023年3月15日以降、中国は、観光ビザの発給を決定し、中国観光が可能になりましたので、2023年5月に中国に渡航し、ahamoを利用してみた使用感を紹介します。

中国渡航前準備

ahamoは、特別な契約、追加料金なしで、海外利用が可能なため、特別な手続きは必要ありません。

渡航前準備として、しいてあげるならば、「海外で利用する場合の端末設定」でも記載している通り、データローミングをオンにすることだけです。

中国で使ってみる

中国の空港に降り立ったら、機内モードの設定をオフにするだけです。

あとは、自動的にスマホが電波を探して、接続可能な通信会社に接続します。

iPhoneの場合、「設定–>モバイル通信–>ネットワーク選択」で、デフォルト設定が【自動】になっています。

この場合は、電波強度により接続される通信会社が自動で決まります。

中国では、中国联通、中国移動ともに4G(LTE)で接続されるので、設定を変える必要はありません。

武漢、天津、上海で試してみましたが、つぎの通信会社に接続されました。

  • 中国联通(China Unicom)
  • 中国移動(China Mobile)

スマホの画面上部には、次のように接続された通信会社が表示されます。

中国でも5G回線につながる

次の通信会社の場合は、5G回線につながりました。
実際に5Gにつながったのは、上海と成都ですが、5G回線が整備されている都市であれば、5Gにつながる確率は高いと思います。

  • 中国联通(China Unicom)
  • 中国移動(China Mobile)

 

中国でahamoを使うメリット

中国でahamoを使うメリット
  • VPNが不要
    中国では、VPNを使わないと、LINE、Twitter、Youtubeなどが利用できませんが、ahamoであれば、VPNなしで、LINE、Twitter、Youtube、Google Mapsなどが利用可能です
  • 5G回線で快適に利用できます
    中国联通、中国移動の5G回線が利用できます
  • 中国で利用開始してから15日間は、30GBの容量を速度制限なしで使いたい放題
    1日の使用データ量は、多くても600MB程度(私の場合)と思われますので、15日間使ったとしても9GB程度です
  • PC、iPadなどがテザリング(インターネット共有)で利用可能
    PCなど他のデバイスからテザリングで接続して使えます
  • 海外専用のWi-Fiモバイルルーターの費用が抑えられる
    海外専用のWi-Fiモバイルルーターなどは、日額料金となっていたりしますが、ahamoは、追加料金なしで利用できます

最大のメリットは、VPNが必要ないということだと思います。

日本人は、LINEを毎日使うと思いますが、使うたびにVPN接続をしないといけないのは、面倒です。

ahamoの場合、日本にいる時と同じようにVPNなしでLINEに接続できるメリットは大きいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

携帯の分野は、日進月歩で、今まで考えられなかったようなサービスが低価格でつぎつぎ利用できるようになりました。

海外において追加料金不要で5G高速通信が利用できるサービスは、2022年7月現在、他のキャリアではまだないと思います。

これから海外に行かれる方は、海外専用Wi-Fiモバイルルーターの契約の手間も不要で、荷物も減らすことができますので、ahamoに乗り換えておくのも選択肢の一つになるのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

国内のみならず、海外でも使い勝手の良いahamoについて詳しい情報をお知りになりたい方は、次のサイトをご覧ください。

ahamo

 

次の記事でahamoの申し込みサイトからの申し込み方法、申し込み前に準備すべきこと、実際にかかる期間など説明しています。

 

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