東京から武漢へ向かうルートは、上海を経由して武漢を目指すルートと東京から直行便で直接武漢を目指すルートがあります。
今回は、ANAの武漢直行便について紹介したいと思います。
概要
武漢へ旅行したいんだけど、直行便で行けるのかなぁ。
上海で乗り継がないとダメかなぁ。
それならANAの直行便があるわよ。
ANAの直行便っていいの?
いいところとちょっと気になる両方あるわね。
自分の旅行スタイルに照らして判断するといいわ。
この記事では、判断のお手伝いをするわね。
ANAを利用する場合は、基本的に夜便になります。
ANAの昼間出発する便は、上海で中国東方航空への乗り継ぎを前提としたものです。
直行便としては、成田空港を18時ごろ出発するNH937便しかありません。
ちなみに、この夜便は、どちらかというと中国人観光客向けの便なのです。
朝、中国人観光客を乗せて武漢を飛び立ち、14時頃成田空港に着きます。
そして、日本で観光して帰国する人たちを乗せて18時ごろ、武漢に向けて飛び立つのです。
中国人観光客向けに設定されたスケジュールなので、日本人が使うと少し時間を無駄にしてしまいます。とはいえ、直行便は楽なのでうまく使えばよいかと思います。
ANA直行便とJAL・中国東方航空の乗継便との比較
【ANA直行便のメリット】
・直行便のメリットである乗継の面倒がなく、飛行機に乗ってしまえば、約5時間機内でくつろいでいれば、武漢まで着きます。
・Economy Specialの航空券であれば、時期によっては、5万円以下で行けます。
・夜便のため、金曜日の午後、半休を取って旅行に行くことができます。(私は毎回半休取得です)
・時期にもよりますが、ビジネスクラスが安く購入できることがあります。
・使用機材が、シートを倒せない仕様になっており、夜便によくある前席の人がシートを倒してきて、圧迫感を感じることがないです。個人的には、エコノミー席はすべてこのような仕様にして欲しいくらいです。
【ANA直行便のここがイマイチ】
・18時ごろ出発するため、窓側の席を取っても窓から景色が見えません。
・比較的遅延することがあります。
・武漢に22時から23時に着くので、地下鉄の終電後になる場合があります。
その場合、タクシーになるわけですが、武漢のタクシー運転手はお世辞にもマナーがいいとはいえず、乗車拒否、高額料金(通常の倍)をふっかけてきたりします。覚悟が必要です。中国の滴滴出行というタクシーアプリが使える人は、滴滴出行の方がいいと思います。
・武漢出発は、9時半ごろですので、最終日はほとんど何もできません。朝食も7時までに摂る必要があり、ゆっくりできません。
ANA 直行便で行く武漢
18時ごろ成田空港第1ターミナルを離陸して武漢天河空港に着くのは、中国時間 22時から23時なります。
成田空港第1ターミナル(南ウイング)出発ロビー
ANAのチェックインカウンターは、成田空港第1ターミナル南ウイングにあります。
夕方16時ごろですが、チェックインカウンターの混雑は、ハンパじゃなかったです。
この頃は、海外からの観光客が多かった時です。
ANAで直接武漢天河空港を目指します。
スカイライナーで成田空港に着いたのは夕方で、はっきり機体を確認できたのですが、搭乗の頃には、暗くなってしまって、はっきりと機体を見ることができません。
ANAラウンジ
ビジネスクラスにアップグレードしたので、ANAラウンジに入ることができましたが、17時頃のANAラウンジは、とても混雑していました。ゆったりと過ごせる状況ではなかったです。
ANAラウンジで有名なうどんを食べてみました。確かに出汁がきいていて美味しいうどんでした。
JALのサクララウンジには、うどんやラーメンといった麺類はありませんので羨ましいかぎりです。
カレーは、JALサクララウンジのビーフカレーの方が美味しいと思いました。
ANA機内食
ANAを利用した場合の、機内食の一例をご紹介します。
上記の食事は、ビジネスクラスの食事です。
ANAアプリを使って、エコノミー料金で予約したのですが、「プラス2,000円でビジネスへアップグレード!」という表示が出てビジネスを予約することができた時の食事です。
こちらは、エコノミーの機内食です。若干、JALの機内食より量が多いかもしれません。
ANAスカイチャンネルを楽しむためのグッズ
ANAの武漢便は乗り換えがないので、離陸してから着陸するまで5時間ほど機内で過ごすことになります。
ゆっくり、ゆったり機内で過ごすのに便利なツールをご紹介します。
機内での過ごし方は、仮眠する人も多いと思いますが、ANAスカイチャンネルで映画を楽しむ方も多いのではないでしょうか。
せっかく映画を見ているのに機内食が運ばれてきて、ヘッドホンのケーブルが邪魔に感じたりしたことはありませんか?
飛行機の騒音で音声が聞き辛いなんてもこともありますよね。
それらを全て解消するために私が使っているグッズを紹介します。
①AirPods Pro
AirPods Proは、機内でエンターテイメントシステムをBluetoothで聞くために適した製品です。
AirPods Proを機内で使うメリットをご説明します。
・アクティブノイズキャンセリング
飛行機の騒音を抑えてくれます。
ゼロにはなりませんが、キャンセリング機能をオン、オフ切り替えて比較するとノイズキャンセリングの効果ほどがよくわかります。
・外部音取り込み機能
キャビンアテンドの方に話しかけられたり、こちらから話すときに外部音取り込み機能を使うと会話がスムーズにできます。
・Apple Watch連携
Apple Watchをお持ちであれば、キャンセリンング機能と外部音取り込み機能の切り替え、音量調節などが手元で行えます。iPhoneをいちいち取り出さなくて済みます。
・ Bose QuietComfort 45との比較
以前は、機内でBose QuietComfort 45を使っていました。音質もよく、キャンセリング機能も優秀なこの製品は、お気に入りでした。
ただ、大きいので手荷物として持ち込んでいると置き場所に困ることがありました。
AirPods Proはポケットに収まりますので、機内に持ち込むには最適です。
②AirFly Pro
AirFly Proは、音声をBluetoothでAirPods Proに飛ばすときに使用します。
事前にAirPods Proとペアリングしておけば、座席のイヤフォンジャックに挿すだけで、エンターテイメントシステムの音声をAirPods Proに送信することができます。
AirFly Proの主な特徴をご説明します。
・音声送信、音声受信モード切り替え可能
側面にスイッチが付いており、スイッチを切り替えることで送信、受信を切り替えることができます。
機内で使う場合は、スイッチを送信側にします。
・USB-Cによる充電
最近、スタンダードになりつつあるUSB-Cに対応しています。
・最大16時間使用可能
・【ご参考】AirFly Duo
Air Fly Duoは、同時に2つのAirPods Proやヘッドホンに音声を送信することができます。
2人で同時に使用したい場合は、AirFly Duoが適しています。カップルでの利用に最適です。
武漢のおすすめホテル
武漢で宿泊するのであれば、シェラントングランド武漢漢口ホテルをおすすめしたいと思います。
次の記事で詳しくご紹介しています。
よろしければ、ぜひ、ご覧ください。
ANA直行便で帰路に就く(武漢天河空港〜成田空港)
出発ロビー
この頃は、中国から日本への旅行客が多い頃で、チェックインカウンターはこのように賑わっていました。
武漢天河空港は、ボーディングブリッジを使っての乗降スタイルです。
ANA機内食
武漢から成田へ向かう便のエコノミークラスの機内食です。
機内食は、美味しいと思います。個人的には、JALのエコノミークラスの機内食と比べても美味しいと思います。
機窓からの景色
武漢から東京に向かう機窓からの風景です。往きは、夜便なので景色が見えませんが、帰りは素晴らしい景色を見ることができます。
成田空港付近の景色です。
以前は中国に住んでいたのですが、時々帰国する時、この美しい田畑の景色を見ると「日本に帰ってきたなぁ」と日本を実感したものです。
旅の終わり
成田空港では、タラップを降りる降機スタイルでした。
私は、ANAを利用することが少ないので、いい写真が撮れました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
基本的に、時間を有効に活用したいなら、上海乗継ぎで武漢へ、乗継ぎのストレスを避けたいのであれば、ANA 直行便を利用するのが良いと思います。
その他、直行便を利用して気になった点もご紹介いたしました。
少しでもみなさんのお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
よろしければ、武漢観光についての記事もぜひご覧ください。
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