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【万能中判一眼レフカメラ】BRONICA SQ-Aiの表現力

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カメラ
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2003年に生産終了となったBRONICA SQ-Aiというフィルムカメラについて懐かしみを込めて取り上げて見たいと思います。
吉野善三郎氏が、1956年にブロニカカメラ株式会社を設立し、カメラの製造・販売を開始しています。
その後、1998年にタムロンに吸収合併されました。
2005年にタムロンが、中判カメラ事業から撤退したことから、ブロニカカメラも約半世紀に及ぶ歴史を閉じることになりました。
ブロニカのカメラは、6×6判カメラで世界的に人気を博したハッセルブラッドを参考して開発されたと思われます。

よく、中判カメラは難しいとか言わますが、それほど難しくはないと思います。
まずは、中判カメラを手に取って、大きくてクリアーなファインダーを覗いてみて欲しいです。
写真を撮ることがこんなに楽しいのかと思ってしまうほど感動を得ることでしょう。
しかも、ましかくなファインダーは、とても新鮮に感じられることと思います。

ちょっとだけ、ブロニカSQ-Aiの弱点を述べるならば、ブロニカのPSレンズは、円形絞りではないということです。
五角形の絞りを見ると、それはそれで興ざめしてしまうなんてことも……
こんな絞りでボケ味は、大丈夫なの?と思われるかもといますよね。
ボケ味は、決して悪くはなく、コントラストも良好です。
巷でのブロニカのレンズ評価はあまり聞きませんが、使っている私の評価は、Very Good!です。

ボケ味は、決して悪くは無い。コントラストも良い。
巷でのブロニカのレンズ評価はあまり聞かないが、使っている私の評価は、Very Good!である。

このBRONICA SQ-Aiを私が万能カメラと勝手に名付けているのは、フィルムバックを交換することで6×6判カメラ、645判カメラ、35mm判カメラ、35mm判パノラマカメラになるからです。
フィルムバックを交換することで撮影者が意図したとおりに、フィルムに収めるところができるのが魅力でした。
私も一通りフィルムバックを揃えて使っています。

もし、よろしければ、以下のフィルムカメラの記事もご覧ください。

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BRONICA SQ-Aiの仕様

BRONICA(ブロニカ)SQ-Aiの主な仕様を表にまとめました。

シャッター形式 電子制御レンズシャッター
シャッター速度 AE32〜1/500、M16〜1/500
形式 交換式ウエストレベル(視野率 94×94%)
測光方式 平均、スポット
撮影モード 絞り優先、マニュアル
露出補正 ±2EV、1/3ステップ
マウント ブロニカSQマウント(専用4爪バヨネット)
フィルムバック 交換式(6×6、6×4.5、24mmx36mm、24mmx54mm)
サイズ 92mmx109mmx179mm
重量 1,515g
発売 1990年(2003年生産終了)
メーカー タムロン

BRONICA SQ-Aiの表現力

6×6判フィルムバックによる撮影例

沖縄県名護市にある美ら海水族館近くの浜辺から撮影しています。
真夏の暑い日でしたが、沖縄の美しさに圧倒され、暑さやSQ-Aiの重さが気になりませんでした。

645判フィルムバックによる撮影例

東京の国営昭和記念公園で撮影しています。
昭和記念公園は、春には、桜やチューリップ、夏には向日葵、秋には秋桜と四季折々の花を楽しませてくれます。

35mmパノラマフィルムバックによる撮影例

桜の名所は、都内にもたくさんありますが、昭和記念公園は、レジャーシートを敷いて、生ビールを飲みながら鑑賞できるところがいいです。日よけにテントを持参している方もたくさんいらっしゃいます。桜を見に行って、「はい。立ち止まらないで〜。」などと言われてしまうと興ざめしてしまいます。昭和記念公園は、のんびり優雅に見られるのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私が、初めてこのBRONICA SQ-Aiを使った時、ウエストレベルファインダーに映し出される映像が、クリアで綺麗だったことにとても新鮮さを感じました。「うわ〜、綺麗!」と感動したものです。
中判カメラだとファインダーも大きいため、6cmx6cmの大きさで実際に撮影する映像が見られるのです。その美しさと言ったら、何時間見ていても飽きない美しさです。

今はデジタルカ全盛で、画像の加工手段もたくさんあり、6×6だの645だの35mmだの、サイズを意識する必要が全くなくなりました。
フィルム全盛時は、ハッセルブラッドやBRONICAのようにフィルムバックを変えて写真表現が多様化できるシステムカメラは憧れでしたが、高価でなかなか手に入れることができませんでした。

筆者が持っているBRONICA SQ-Aiは、中古で購入したものです。
最近はフィルムが手に入りずらくなってきしたが、このカメラは手放さずに可愛がりたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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