東京から上海へ向かうルートは、羽田便と成田便があります。
この記事では、成田空港〜上海浦東空港路線の空旅、および上海浦東空港から高速で上海市内に入ることができるマグレブ(上海リニア)についてお話しします。
中国三大航空会社の1つ中国東方航空で行く上海(成田空港編)もよろしければご覧ください。
JALのもう一つの上海路線、羽田空港〜上海虹橋空港路線については、次の記事をご覧ください。
虹橋空港から虹橋火車駅へ移動して中国の新幹線(高鉄)へ乗り換える場合の考慮点なども記載しています。
概要

こまったなぁ。
東京から上海へはどう行けばいいのだ〜
そもそも成田?羽田?どっちを使えばいいのじゃろう。

ちょっと、ちょっと。
悩んでるのは、わかるけど、なんでおじいさん言葉になってるの?

まっ、いいか。
東京には、羽田空港と成田空港があるわ。
今回は、成田〜浦東ルートについて説明するわね。
JAL成田便で行く上海(成田空港〜浦東空港)

成田空港を9時半頃離陸して、浦東空港には、12時ごろ着きます。
私が、JALグローバルクラブの会員ということもあり、ほとんどJALを利用しています。
成田空港第2ターミナル出発ロビー
成田空港第2ターミナルの3階に出発ロビーがあり、JALチェックインカウンターがあります。
写真には、旅客がほとんど写っていませんが、海外便は運休が多いため、成田空港に旅客がいませんでした。
JALサクララウンジ(本館3階)
JGC(JALグローバルクラブ)会員の場合は、サクララウンジが使えます。
サクララウンジは、本館とサテライトにそれぞれ1つずつあります。
成田空港本館のサクララウンジです。撮影したのが1月2日だったので、ラウンジはガラガラでした。

サクララウンジでは、有名なJAL特製ビーフカレーと明太子を食べます。

食事の後は、ビールでしょ!
これも旅の醍醐味ですよね。
旅行は、家を出たときから帰宅までですから、すべて楽しみたいものです。
JALサクララウンジ(サテライト3階)
サテライト側にもサクララウンジがあります。
料理は本館と同じものが食べられます。本館ほど席数は、多くありません。
サテライト側の営業時間は、8時オープンです。季節や時期などによって営業時間が変わる可能性がありますので、本館のサクララウンジの受付で確認したほうがいいと思います。
サテライト側の搭乗口になったときは、サテライト側のラウンジを使うほうが、出発時に慌てずにすみます。本館からサテライト側まで歩いて5分以上かかりますから。

サテライト側にもJAL特製ビーフカレーがあります。

それでは、成田空港から浦東空港を目指しましょう!
機窓からの景色


運がいいとこのように上空から富士山を見ることができます。
JAL機内食
JALを利用した場合の、機内食の一例をご紹介します。
上記の食事は、ビジネスクラスの食事です。
JGC(JALグローバルクラブ)会員ですと、エコノミー料金や特典航空券利用でもビジネスクラスにアップグレードされることがあります。

こちらは、エコノミーの機内食です。このチキンは、味がとても美味しかったです。
JALエンターテイメントシステムを楽しむためのグッズ
飛行機に乗ったら、JALエンターテイメントシステムで映画を見る方も多いのではないでしょうか。
映画を見ている間に機内食が運ばれてきて、ヘッドホンのケーブルが邪魔に感じたりしたことはありませんか?
飛行機の騒音で音声が聞き辛いなんてもこともありますよね。
それらを全て解消するために私が使っているグッズを紹介します。
①AirPods Pro

AirPods Proは、機内でエンターテイメントシステムをBluetoothで聞くために適した製品です。
AirPods Proを機内で使うメリットをご説明します。
・アクティブノイズキャンセリング
飛行機の騒音を抑えてくれます。
ゼロにはなりませんが、キャンセリング機能をオン、オフ切り替えて比較するとノイズキャンセリングの効果ほどがよくわかります。
・外部音取り込み機能
キャビンアテンドの方に話しかけられたり、こちらから話すときに外部音取り込み機能を使うと会話がスムーズにできます。
・Apple Watch連携
Apple Watchをお持ちであれば、キャンセリンング機能と外部音取り込み機能の切り替え、音量調節などが手元で行えます。iPhoneをいちいち取り出さなくて済みます。
・ Bose QuietComfort 45との比較
以前は、機内でBose QuietComfort 45を使っていました。音質もよく、キャンセリング機能も優秀なこの製品は、お気に入りでした。
ただ、大きいので手荷物として持ち込んでいると置き場所に困ることがありました。
AirPods Proはポケットに収まりますので、機内に持ち込むには最適です。
②AirFly Pro

AirFly Proは、音声をBluetoothでAirPods Proに飛ばすときに使用します。
事前にAirPods Proとペアリングしておけば、座席のイヤフォンジャックに挿すだけで、エンターテイメントシステムの音声をAirPods Proに送信することができます。
AirFly Proの主な特徴をご説明します。
・音声送信、音声受信モード切り替え可能
側面にスイッチが付いており、スイッチを切り替えることで送信、受信を切り替えることができます。
機内で使う場合は、スイッチを送信側にします。
・USB-Cによる充電
最近、スタンダードになりつつあるUSB-Cに対応しています。
・最大16時間使用可能
・【ご参考】AirFly Duo
Air Fly Duoは、同時に2つのAirPods Proやヘッドホンに音声を送信することができます。
2人で同時に使用したい場合は、AirFly Duoが適しています。カップルでの利用に最適です。
上海リニア Maglev(マグレブ) に乗ろう!
成田便で浦東空港に降り立ったのであれば、一度は乗りたいのが、上海リニア マグレブです。
中国語では、磁浮と書きます。磁気浮上式を短くしたような単語です。
マグレブは、ドイツ製で2004年から営業運行を開始しており、浦東空港と地下鉄2号線、7号線の竜陽路駅の29kmの区間を結びます。
最高速度は、430km/hですが、時間帯によっては、300km/hに抑えて運行しています。
乗車時間は、7〜8分程度でなので、ちょっと物足りない感じです。

マグレブの切符売り場には、各時間帯の最高速度が表示されてますので、どうしても430km/hを体験したければ、空港のケンタッキーとかレストランで少し時間を潰して待ちましょう。

浦東空港に着いたら、この磁浮 Maglevという案内表示を見つけて案内表示にしたがって歩きましょう。
磁浮は、磁力浮上式の中国語です。

マグレブの改札です。中国では、基本的に地下鉄も新幹線もマグレブも荷物のX線検査があります。
面倒臭がらずに慣れるようにしましょう。

マグレブの先頭車両です。未来感あふれるデザインですね。

車内のシートは、3列-3列です。
時速何キロ出ているかは、各車両に付いている速度表示板で確認できます。ここに表示されている速度を見て実際の体感を噛み締めて見てください。
JAL 浦東便で帰路に就く(上海浦東空港〜成田空港)

観光を終えて、あとは帰るだけ。
飛行機に乗ってすぐに眠りに入るのは、ちょっと待って〜。
もしかすると普段見られない光景が見られるかもよ。

浦東空港で見送ってくれたJALの地上スタッフです。
とても心温まる光景を目の当たりにして、「本当にいい旅だった。」と思えてた瞬間でもありました。
風の強い日で、真ん中の部分を持っている人が、懸命にめくれないように抑えていたので、顔が見えませんでした。

離陸したら、機窓からの景色を楽しみながら、旅を振り返りましょう。
旅の終わり

成田空港について、この時は、ボーディングブリッジではなく、タラップを使って降機しました。
バスでターミナルまで行くのは、面倒ではあるのですが、このように機体を間近で見ることができるので、飛行機好きにはたまりませんね。
まとめ

記事が長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
旅は、家を出てから、家に戻るまですべてが旅です。
最後まで気を抜かず、感動的な旅を楽しみましょう。安全にね。
この記事では、成田〜浦東路線に加え、羽田から虹橋路線を一緒にまとめたかったのですが、成田路線だけでボリュームが大きくなってしまったので、分けることにしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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