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【ライカMマウント互換】ライカレンズが使えるコニカヘキサー RF(HEXAR RF)レビュー

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カメラ
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コニカというカメラメーカーが発売したライカMマウントレンズが使えるヘキサーRFについて紹介します。

コニカは、1873年に杉浦六三郎氏が、薬種問屋である小西屋六兵衛店で写真、石版材料の取り扱いを始めたのが始まりと言われています。
その後、社名は、1879年小西本店、1921年小西六本店、1943年小西六写真工業株式会社、1987年コニカ株式会社、2003年コニカミノルタホールディングスに変わっています。
2006年にカメラ事業をソニーへ事業譲渡し、カメラ事業から撤退しています。

コニカは、一眼レフカメラ、二眼レフカメラ、蛇腹式カメラ、軍用カメラ、レンジファインダーカメラ、コンパクトカメラ、フィルム(サクラカラーやコニパン、コニカクローム)など多くのカメラ関連製品を世に送り出していました。

ヘキサーRFは、1992年に登場した人気コンパクトカメラ ヘキサー(35mmF2固定焦点レンズ搭載)の発展型として1999年に登場しました。

ヘキサーRFは、レンジファインダーの最高峰であるライカを意識した設計となっており、ライカMマウントレンズが使用できるコニカKMマウントを採用しています。

ヘキサーの名前の由来は、小西六の六をギリシャ語読みにしてヘキサーになったと言われてます。

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ヘキサーRFの特徴

ヘキサーRFの長所
  • ライカMマウントレンズが使用できるコニカKMマウント
  • 自動巻き上げ、巻き戻しができる小型高性能ワインダー
  • 撮影後自動巻き戻しができ、フィルム先端を残した巻き戻し設定が可能
  • 3組6種類のブライトフレーム自動切替/手動切替
  • ボディ外装チタン、アルミダイキャスト採用
  • 最高速1/4000秒高速シャッター

 

ここがイマイチ
  • ワインダーによる巻上音は、音が大きく、静音性を必要とするシーンには不向き
  • 電池切れの際は、フィルム巻き上げができず、撮影中断となります

ヘキサーRFの仕様

カメラ形式 35mmレンズ交換式レンジファインダーカメラ
ファインダーフレーム 3組のフレーム自動切替(28mm/90mm、50mm/75mm、35mm/135mm)
シャッター形式 電子制御式縦走走行フォーカルプレーンシャッター
シャッター速度 A 16〜1/4000、MB 1〜1/4000
形式 交換式ウエストレベル(視野率 94×94%)
測光方式 TTL 実絞り測光方式(中央部重点測光)
撮影モード 絞り優先、マニュアル
露出補正 ±2EV、1/3ステップ
マウント コニカKMマウント(ライカMマウント互換) 
フィルム給送 自動巻き上げ(連写時 秒間2.5コマ)、巻き戻し
バッテリー CR2(3V) 2本
サイズ (mm) W139.9 x H 80.0 x D 35.0
重量 560g(電池別)
発売 1999年(2005年生産終了)
メーカー コニカ

ヘキサーRFの外観



①レンズ着脱ボタン
②視野枠切替レバー
③セルフタイマーランプ
④距離計窓

 




①ファインダー
②フィルム確認窓

 



①フィルムカウンター確認窓
②ホットシュー
③ISO/露出補正ダイヤル
④シャッターボタン
⑤シャッターダイヤル/ロックボタン

 





①縦走りフォーカルプレーンシャッター

 




カールツァイス
ビオゴン 28mm F2.8 ZM装着時

 




フォクトレンダー
カラースコパー 35mm F2.5 MC装着時

 


フォクトレンダー
カラースコパー 21mm F4 MC装着時
ヘキサーRFのブライトフレームは、28mmまでしか対応していないため、外付けファインダーが必要

 



かラースコパーやライカLマウントレンズを使用する場合は、L-M変換リングが必要です。
このリングを使用することでブライトフレームを自動で切り替えることができます。

 


左のレンズが、Mマウント
右のレンズが、Lマウント
Lマウントは、ネジタイプです

 

ヘキサーRFの描写力

使用したレンズは、カールツァイス 28mmF2.8、カラースコパー 35mm F2.5、カラーヘリアー 75mm F2.5です。

コニカクローム SINBI

コニカのカメラには、コニカのフィルムということで、SINBIを使ってみました。
コニカクローム SINBIは、聞きなれない方も多いと思います。
SINBIは、見たままの色を忠実に再現すること追求し、鮮やかさと深みのある発色が特徴となっています。
撮影場所は、静岡県三島市の楽寿園です。

 

フジ プロビア(RDPII)

中国上海市の上海影視楽園で撮影しました。

 

フジ ベルビア(RVP100)

ほんとんどの方がわかると思いますが、東京ディズニーランドです。

秋の那須塩原温泉郷です。ベルビアならではの発色が際立ちます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私もライカM3やM6などに憧れていました。
ライカのレンズが使えて、チタンボディで自動巻き上げといった最新機能を盛り込んだヘキサーRFに魅力を感じ、新品のヘキサーRFを購入しました。
結局、ライカのカメラやレンズは、今でも所有していません。
レンズは、カールツァイスがメイン、ミノルタのMマウント互換のレンズやフォクトレンダーのレンズで使用しています。

一度は、ライカのレンズで撮影してみたいと思っていますが、いつになることやら、といった感じです。ライカのレンズを使うといわゆるレンズ沼に嵌ることになるので要注意ですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次の記事でもコニカ ヘキサーRFで撮影した写真を掲載しています。
もしよろしければ、ご覧ください。

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